10.26.2012

乞うリベンジ.. Wrong Turn 5



こないだが出たと思ったら もう5。 あまり気乗りしなかったが、 つきあってみた。 1817年にウェストバージニアのフェアレイクとかいう町で、 住民全員がいなくなったとかいう事件があったらしく? それを題材にしている。 と言っても最初にテロップが出るだけで、 ほとんど関係ない。 事件は恐らく、 このシリーズに登場するサイコ一家のような奴らのせいで、 今でもアメリカの片田舎には恐い所があるんだぜ・・ そんな示唆だろうか。

自らの内蔵 食わされ、 地面に埋められ首だけ出して芝刈り機、 ドラム缶蒸し焼き等々、 バカらしいまでに残虐な殺戮シーンのオンパレード。 しかし やられる方も無防備すぎて、 誰か一人ぐらいピシッとこいつらに報復してほしいものだとイライラする。 ダラダラとシリーズを延命せず次回作では、 こいつらがやってきたことがすべて返ってくる "デッドリベンジ" で幕を閉じてほしいものだ^ ^


クライモリ デッドライン ・・たぶん はずれ! デッド・パーティだってさ
Wrong Turn 5: Bloodlines (2012) 日本未公開 (DVDスルー ・・たぶん これは当たり)
監督 デクラン・オブライエン 
ロクサンヌ・マッキー カミラ・アーフウェドソン 

スペース・ダンスパーティ 「パラノーマル・アクティビティ4」



シリーズ4作目になって、 日本の宣伝はマンネリ気味で地味ながら、 アメリカでは1週目トップだそうで何より。 イギリスでは 「マダガスカル3」 と間違えて上映してしまい子供が泣いたとか。 これが宣伝だとしたら、 さすがと言うべきか。

しかしマニアックに見るなら、 監督は日本未公開の "Cat Fish" の気鋭を引っ張ってきて、 フェイクドキュメンタリーを一歩進めた仕上がり。 手持ちのハンディカメラや監視カメラから、 CAM世代の彼らはパソコン搭載のカメラに移行する。 iPhoneのカメラでのチャットや、 室内にはほぼ各部屋にMacがあって、 夜中もつけっぱなし。 前半はバカバカしい '脅かし' でお茶を濁し、 「REC」 のパロディなどもちゃっかり入れながら、 当然ながらその手法の本質は見えそうで見えない 'ちらリズム'。

見えないから妄想が膨らむように、 見えないからこそ恐さが増幅される。 その '見えなさ' がスタイリッシュで、 そのくせ今の世界にうごめく恐怖の本質はしっかりつかんでいるような感覚。 上品だけど悪くないね。 暗視カメラには劇中で "スペース・ダンスパーティ" と形容されるようなノイズ水玉エフェクトが施されたり、 楽しんでやってる。 主演のキャスリン・ニュートンも屈託なく可愛い。

前作で行方不明となったケイティとハンター少年は、 2011年になってニューヨーク州の とある町に現れる。 静かな町に不吉な予兆。 少年は家にやってくる。 この家の男の子と友だちなる。 そして奇怪な現象が再び始まる。 数日だけの先行上映、 すぐに公開されるので乞うご期待!

シリーズ 第一弾 第二弾 第三弾 おまけ 


パラノーマル・アクティビティ4 (2012) 日本公開11/1 公式サイト・予告
PARANORMAL ACTIVITY 4  象のロケット 
監督 ヘンリー・ジュースト+アリエル・シュルマン 
キャスリン・ニュートン マット・シヴリー  ケイティー・フェザーストン 

10.24.2012

かなり! 「スーパー・チューズデー」



先月とは打って変わって、 今月はたくさん見てるなあ。 生英語と向き合うのに少し疲れてフォローが多くなっているが、 ジョージ・クルーニーが監督、 ディカプリオなども製作に関わり、 その他 豪華キャストひしめく本作は、 言わばハリウッドのリベラルが結集したような作品。 日本版DVDで遅ればせながら見て言うのも何だが、 かなりいい線。

売れっ子のゴズリングは、 ここでもかなりいいね。 主役はクルーニー演じる大統領候補ではなく、 このゴズリングが演じる若手選挙参謀で、 その上司にあたるベテラン参謀がフィリップ・シーモア・ホフマン。 この三者や敵対する共和党側の参謀も合い乱れ、 すったもんだあって、 大統領候補もベテランもすっ飛ばす切れっぷりをゴズリングは見せてくれる。 切れっぷりとは、 いわゆる 'キレる'+頭の切れだ。

大統領選の内幕の描き方も、 ここまでブレーンにスポットが当たるのは新しいと言えるだろう。 切れ者なだけでなく、 まだ純粋な面も残す彼だったが、 ダーティな古株たちに潰されそうになるところ、 強烈な起死回生策を繰り出す。 そのことを通して一人の男が成長する物語とも言えるが、 あらためて成長とは苦いものだなという感想が残る。 政治や世の中への痛烈な批判でもあるが、 これを見てもやはり日本の政治には関心が起こらず。 面白みのないところにはキレイなインターンも来ないだろうな。

音楽はカッコいいとかではないが微妙によくて、 1時間ちょい過ぎあたりの、 国旗をバックにしたゴズリングの横顔に流れる曲やエンドロールの曲もよかった。 言い忘れた、 邦題はかなり、 もさい^ ^


スーパー・チューズデー 正義を売った日 (2011) 日本公開2012.3月 公式サイト
THE IDES OF MARCH  象のロケット
監督・出演 ジョージ・クルーニー 
ライアン・ゴズリング フィリップ・シーモア・ホフマン 
エヴァン・レイチェル・ウッド ポール・ジアマッティ マリサ・トメイ 

ウェブさん 「アメイジング・スパイダーマン」



もう少しでDVDリリースというタイミング。 劇場公開からDVDまでの意図的に設定されたタイムラグも、 そろそろ短くなってきてもいいのに、 あまり変化がないね。 オンラインのほうが先に変わるかな。 メジャー作品を遅れながらエントリーするのは気恥ずかしいし、 別にいいかなとも思ったが、 まあ悪くないので いちおう入れておこう。

そもそも、 またスパイダーマンを取り上げるという企画自体が疑問ではあるが、 奇しくもクモ関連のマーク・"ウェブ" まで連れてきたりして、 ミスマッチな気がしたがウェブさんはメジャー仕事を喜んだのか、 しっかり撮ってるね。 あまり仕事を選り好みするのも幅を狭めるので、 いいことですな、 ウェブさん^ ^ エマ・ストーンもキレイで、 やはりトキメキが封じ込められた感じがする。 バイオテク関連も心なしかリアルになった気がする。

手からクモの糸を出すのを見ていて、 傷の応急手当までできるのかと。 それなら、 うちの電球も取り替えてくれないかな、 とか。 。 ダウンライトというやつが高い天井にある。 ランプチェンジャーとかいう棒で、 ミニクリプトン球を先に挟んでクルクルとやるのだが、 何を間違ったかM下電工は、 ソケットを斜めに差す設計にしてやがる。 そのせいで、 回しても回して入らず、 いつになっても初体験の男の子状態^ ^ ほんとうにこの時間や労力、 頭に来る。 電球が切れたら、 とんでもなく憂鬱。 そこへスパイダーマンが現れて、 クモの糸でササッ、 クルクルっとやってくれると助かるのに。 。 LEDに替えてくれてもいい^ ^

それはさておき、 次はウェブさんにジャストフィットした作品でお会いしたいですな。 さよなら、 さよなら、 さよなら・・


アメイジング・スパイダーマン The Amazing Spiderman (2012) 公式サイト
監督 マーク・ウェブ  象のロケット 
アンドリュー・ガーフィールド エマ・ストーン リス・エヴァンス 
マーティン・シーン サリー・フィールド デニス・リアリー 

10.21.2012

プラグマティズム! 「幸せの教室」



トム・ハンクスが主演はもちろん、 監督・脚本・製作まで手がける。 基本的にシニア向けのラブコメのようだが、 リストラされた男が大学へ行き直す、 というところに関心を持って見た。 相方?はジュリア・ロバーツというキャスティングが いかにもすぎて鮮度は低いが、 見てみたら、 まだまだイケる・・ かな^ ^

「幸せの・・」 という邦題は もっともらしいが原題はラリー・クラウンという名前そのまま。 しかしまあ邦題の通りの内容で、 もし日本版リメイクがあればフジテレビあたりが乗り出しそうなタッチ。 にもかかわらず、 生涯学習的なテーマ、 アメリカらしいフランクな出会い、 ヘンなところリアルなディテールとなかなか楽しめる。

ジュリア・ロバーツ演じる大学教員の夫は作家気取りでブログなどのメディアにも造詣が深いが、 結局はゴチャゴチャ言うだけで稼ぎのないヒモ男。 やってるふりをしてポルノばかり見ている。 あげくの果て、 俺は本当は巨乳が好きなのに、 と口走ってしまう。

片やUSマリーンで長年コックを努め、 その後スーパーマーケット店員となったラリー・クラウン。 不況のあおりでリストラされるが、 学歴がないことが一因と思い、 大学へ行き直す。 行き直すというのは正確ではないな、 通常の大学へ通う年齢をはるかに過ぎてから、 初めて大学に通う。 しかし、 まわりの通常の年齢の学生たちとも楽しくやり、 スクーター通学&暴走と青春が帰ってきたような日々を送る。

しかし収支は厳しく、 家を売り、 得意の料理を活かしてダイナーでアルバイト。 東洋系の講師がウサンくさい講義を繰り広げる経済学クラスのおかげで、 高いローンで買った家はむしろ差し押さえられたほうが得だと気づく。 がんばりやさんのラリーは、 そんな日々の中でもしっかりと勉強してA+の成績を残し、 人生が変わったと話す。

2つのクラスしか受けてないようだが、 その対比がいいリズムを生んでいると言え、 後半はまさにシニア向けのラブコメに収束してしまうが それでも、 人生くよくよ悩まずドンと行け、 みたいな感じで励まされる佳作。 嫌いじゃないな^ ^ 悩めるあなたもぜひDVDで!



幸せの教室 LARRY CROWNE (2011) 日本公開2012.5 公式サイト 象のロケット
監督・主演 トム・ハンクス 
ジュリア・ロバーツ ググ・バサ=ロー ウィルマー・バルデラマ 
ブライアン・クランストン 

10.19.2012

ニューヨーク, ニューヨーク 「SHAME」



奇しくもイギリス映画が続くが、 マークしながら後追いになってしまった本作。 よくわからない映画、 という評を見かける。 しかしなぜか自分はわかってしまう。 。 途中で何かに似てると思ったら 「存在の耐えられない軽さ」(1988) あたりだろうな、 たぶん。 それにしてもマイケル・ファスベンダーは恥も外聞も捨てた体当たりの演技だ^ ^

スティーブ・マックィーン・・ そういう俳優がいたね。 でも同姓同名の別人とのことで、 意外にもアフリカ系の方。 「存在の・・」 ほど背景が作り込まれてなくて、 アイルランドで生まれ10代でアメリカに来た、 とそれだけ。 だから、 わからない、 になってしまうのだろうが、 じゃあ今、 どういう背景を作ればいいか考えても、 それらしくすればするほど嘘っぽくなりそうで、 こう、 さらっと すっ飛ばしてるからいい気もする。

IMDbではかなりの高評価、 でもallcinemaでは よくわからないと言われる。 この差は何なんだろ。 まあ、 どうでもいいけど、 自分的には5段階評価で3.5くらいなか。 大したことない? いや、 いいほう。 この数ヶ月に見た中では見応え大あり^ ^ ファスベンダーもさることながら、 キャリー・マリガンの "New York, New York" がよかった。

しかし監督は枝葉の人なんだろうな。 もう1歩だけガツっとコンセプトの入った作品にかかわるといいのではないかと。 だからといって器用に職業監督になられてもつまらないが、 まあ がんばってほしい^ ^



シェイム SHAME (2011イギリス) 日本公開2012.3 公式サイト
監督 スティーブ・マックィーン  象のロケット 
マイケル・ファスベンダー キャリー・マリガン ジェームズ・バッジ・デール 
ニコール・ベハーリー ルーシー・ウォルターズ