11.27.2012
勤続50年 「007 スカイフォール」
007も様変わりしたものだ、 というのが前回の感想だったが、 今回は、 やっぱり相変わらずだ、 という感想になった^ ^
MI6に仕掛けられたテロ、 サイバーテロ。 そしてそれは元エージェントによるもの、 と時代を反映したストーリーになっているし、 監督にはサム・メンデスを起用するなど意気込みは感じられる。 最近の007らしくボンドガールも地味め、 Qの武器もハイテク志向。 しかし後半、 突如クラシックなボンドカーが登場、 前半から一転して古いやり方のオンパレードへ。 もちろん、 これは狙いではあるわけだが、 007はこうでなくちゃ、 という声が聞こえそう。 揺り戻しへの賞賛は、 どんな場合でも苦笑いで傍観するしかない。
とは言っても、 それなりに面白いし、 クールな絵も盛りだくさん。 ボンドを意図的に、 劣等生、 反権力の行き当たりばったり野郎として描いている気がするが、 シリーズ生誕50周年のお祭りとしては 十分よくできているのではないだろうか。 12/1から (他もこれくらいのスピードで日本公開を) 乞うご期待。
007 スカイフォール SKYFALL (2012イギリス・アメリカ) 12/1~ 公式サイト・予告
監督 サム・メンデス 象のロケット
ダニエル・クレイグ ハビエル・バルデム ナオミ・ハリス
ベレニス・マーロウ アルバート・フィニー ベン・ウィショー
ジュディ・デンチ レイフ・ファインズ
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