12.10.2010
Awesome to be Me 「グレッグのダメ日記」
日本では さら~っとDVDスルーしておりますが、 全米ベストセラーの映画化で原作者自らが製作総指揮を取っている微妙な注目作品。 内容はアメリカ版中学生日記と言うか、 中学という特殊な環境を生き抜く少年少女たちの仁義なき戦いと言うか、 オジサンには大して関係のない話でありました。 関係ないと言いながらも、 もう100年ぐらい前になるが自分にも中学時代があったわけだし、 また今や息子が堂々の中二。 。
つまらないエピソードの連続ながら、 洋の東西を問わず中学というのは なぜこうなんだろうと思いながら見てしまう。 小学校まではそれなりにハッピーだったのが、 中学生になると何かが音もなく変わる。 まるでパラレルワールドに迷い込んだかのように。 そして高校生になるとそんな煉獄はさっと忘れ本物の地獄へ・・ ここにはシリアスなイジメも受験も登場しないが、 代わって "人気者になること" への飽くなき追求がある。 アメリカの中学では何かの分野に秀でて、 卒業アルバムの特別なページに載ることが勝ち組へ道の第一歩なのだ。
そんな道からは大きく外れたサエない新中学生二人。 中学に入ったらまず悪友とは縁を切れ。 イヤミな兄ちゃんからそう言い聞かされていたにもかかわらず、 二人は親友であり続ける。 ところがこともあろうに、 ふとしたきっかけからデブの方が人気が出てしまう。 遅れを取ったもう一人は焦ってさまざまな行動に出るが、 すべて裏目に。 二人は絶交し・・
「キック・アス」 で注目度急上昇中のクロエ・モレッツも厭世的な学校新聞記者として登場。 取材と称して対象をバカにした記事を書くのが生き甲斐^ ^ It's Awesome To Be Me. (自分らしくあれ) というアメリカらしい標語が なかば茶化されて使用されるが、 このあたりにもアメリカは変わったんだなと感じる。 自分が中学生の頃なら、 こんな標語は大マジに響いたはず。 アーリー・ティーンの苦い思いを追体験したい人は、 もうすぐDVD店に並ぶはずなので ぜひ。
リアル中学生が見たらどう感じるのだろう、 今度見せてみようか。 何も感じないかもしれないという気がするのが、 ちょっと怖い^ ^
グレッグのダメ日記 DIARY OF A WIMPY KID (2010) 日本未公開
監督 トール・フロイデンタール 原作・製作総指揮 ジェフ・キニー
ザカリー・ゴードン ロバート・キャプロン クロエ・モレッツ グレイソン・ラッセル デヴォン・ボスティック レイチェル・ハリス
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