10.04.2008

日常の雑音にかき消されていく思い出 「P.S.アイラヴユー」



かなりベタなタイトルだし、 話はNY版 「ニライカナイからの手紙」 かなと思ってしまうが、 ま、 嫌いではない^ ^ 「プラダを着た悪魔」 のウェンディ・フィネルマン製作、 監督はバリバリのニューヨーカー、 リチャード・ラグラヴェネーズ。 LOVEと笑いとNY、 三拍子揃って秋にもってこいの映画だ!

すぐ公開されるので、 できるだけネタバレは避けよう。 じゃあ何を書こう・・ 原作も製作も女性なので、 いまさら '女性映画' などとは言わないまでも、 女性が見たら男の自分にはわからない何かがあって、 さらにいいのかもしれない。 でも男の監督に任せてるわけだし、 男から見た '女って生き物は' という感じがいい意味であちこちに現れる結果となっている。 ジョークなセリフの数々も文化の壁を隔てず笑える。

30歳の誕生日を前にして最愛の人を亡くしてしまった女の、 冬・春・夏・秋、 そしてまた冬。 最愛の人からのメッセージは、 ただ自分の人生を強く生き抜いてほしいということだった・・ 同じ泣かせモノでもこのへんとはかなり違って、 日常の雑音にかき消されていく思い出がNYらしくていいなと思う。 思ったことは歯に衣を着せずに言ってしまう病気?の男 (いい病気だなあ) や、 男を見ると '独身か?' 'ゲイか?' '仕事は?' の三つの質問をする女友達もこの映画の強力な立役者だ。 もう1回見てもいいかなと思わせる直球ラブコメ!


P.S.アイラヴユー P.S. I Love You (2008) 10/18公開 公式サイト&トレーラー 
監督 リチャード・ラグラヴェネーズ
原作 セシリア・アハーン 製作 ウェンディ・フィネルマン 
ヒラリー・スワンク ジェラルド・バトラー キャシー・ベイツ 

ラグラヴェネーズが脚本を手がけたこの作品も好きだった。
フィッシャー・キングフィッシャー・キング [DVD]
リチャード・ラグラヴェネーズ脚本, テリー・ギリアム監督
ロビン・ウィリアムズ, ジェフ・ブリッジズ, アマンダ・プラマー
starココロに染みる1本
star優しい映画です。
star悲劇を乗り越える力を与えてくれる
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