
エスケイプ・フロム・リビングデッド THE ZOMBIE DIARIES (2006イギリス)
監督 マイケル・バートレット+ケビン・ゲイツ 日本未公開
いい映画が続いたので、 このへんでホラーいっときます^ ^
894体のゾンビが集結し新記録達成!! これは公開時のイベントの話だそうで、 ロンドンの街をエキストラが埋め尽くす、 写真のような雰囲気を想像していたが、 実際の映画はブレア・ウィッチ


このゲーム世代によるゾンビ、 原題は奇しくもロメロさんの新作と似ていて、 さらに意外なことに 「人間に救う価値はあるか」 といったテーマまで同じ。 もちろんそれはゾンビ映画永遠のテーマであるかもしれないが、 製作年はこちらのほうが早いという点に注目したい。
最近は素早く凶暴なゾンビが多いなか、 このゾンビはあくまでもオーセンティックにノソノソと、 しかしながら執拗に迫ってくる。 蝿の飛ぶ音とともに死臭たっぷりのゾンビがホームビデオに乱雑に記録されるというノリで、 前半はRECなどよりサスペンスフルかもしれない。
だが後半、 ゾンビに追いつめられた人々は息苦しさを増し、 物語は意外な方向へ。
まだ息のある子供、 鎖につながれたまま '人間に' 何かをされた後ゾンビになった者・・ ドラマチックな盛り上がりには欠けるしエンディングも突然やってくるが、 総じて予想外に正統派のゾンビ映画だった。
フェイクドキュメンタリーの場合、 いちおうは理由をつけて撮影の必然性があることを観客に納得させているが、 本作はTVクルーということになっているのは最初だけで、 どんどんと撮影の根拠が曖昧になって誰がカメラを持っているかもわからなくなる。 まあ、 そんなことどうでもいいじゃないか、 という割り切りか。 しかしリアル感は徹底しているし '演出しない演出' はバランスも悪くない。 カメラ酔いも軽かった^ ^

しかし見る映画が何本かあるとき、 とりあえずはホラーをかけてしまうのも悪いクセだなあ。 。
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2 コメント:
こんばんは。
あれま、写真からするとトロマ映画の毒々ゾンビ系?かと思ったら、トレイラーの映像が全然違いますね。マジメで面白そうじゃないですか。最近だとクローバーフィールドも思い出しますね。
それにしても、イギリスはゾンビ映画に勢いがあっていいですね。ドイツのゾンビ映画も妙な勢いがあって好きですが(笑;)。
ガツンと応援♪
>umetraman さん コメントありがとうございます!!
上の方の写真はイベントの写真だったんですが、本編より迫力?だったので使っちゃいました。いや本編も王道回帰で悪かないです^ ^
ホラーのみならずイギリス映画はあなどれません。ドイツ映画はちょっとあなどれますが^ ^ いやいや、一部には強力な人材がいますよね。。
バタバタとしていてゆっくり訪問させてもらってませんが、あと数日したらガツッと応援にまいります〜
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