隔年で新作を送り出してくれるシャマラン監督だが、 今回は大どんでん返しのオリジナル脚本ではなく、 子供向けのテレビアニメが原作。 情報は娘さんから得たそうで、 60話ほどの長編アニメ作品を今回の実写化では三部作にまとめるらしい。
「ハプニング」 のときも評価は低めだったが、 今回はブーイングまで起きているようだ^ ^ だが自分的には楽しめた。 ファンタジー作品には食傷気味なのに、 何だろうね、 拳法の動きがよかったのかな。 。 氣・水・土・火の4つのエレメントごとに、 八卦掌、 太極拳、 洪家拳、 少林拳とスタイルを分けているそうで、 そのすべてを体得した者はアバターとなって霊界とのコミュニケーター、 つまり巫女のような役割を担うことになる。
火の国の野望によって滅ぼされた氣の国の生き残りの少年アンは、 自分に備わった素質から逃げていた。 アバターの素質を持ちながらも逃げていた少年は氣の術しか習得しておらず、 シリーズ1作目となる今回は水の技も会得、 最後のエアベンダーはついに立ち上がる。 アン少年役のノア・リンガーはテコンドーの黒帯ということで、 小さいのにファイティングポーズはめっぽうキマっている。 アニメより '悩むキャラ' になっているそうだが、 そのへんがシャマランらしくもあり、 またブーイングの一因なのだろう。 追放された火の国の王子には姉がいた。 王子も嫉妬する この天才的な火使いシスターが登場するところで to be continued...
これまでとは全く違った作風というか、 ようするにアクション映画だし、 こんなチョイス自体がシャマラン流のどんでん返しか。 しかし何だかんだ言われながらも興業成績はいいようだし、 果たして今後、 娘さんにも気に入ってもらえるような作品に育っていくのか、 密かに楽しみにしたいところではある。 2Dバージョンでの鑑賞。
エアベンダー The Last Airbender (2010) 7/17~ 公式サイト・予告
監督 M・ナイト・シャマラン 象のロケット
ノア・リンガー デヴ・パテル ニコラ・ペルツ ジャクソン・ラスボーン
ショーン・トーブ セイチェル・ガブリエル
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