
「テラー・トレイン
アメリカのレスリングのチームが東欧へ遠征に出かけるのだが、 そこで違法な医療の犠牲になる。 最後の最後にレスリングの技が効いてくるのはいいとしても、 なぜ列車なんだろう。 揺れる列車の上での手術は難しいだろうし、 臓器の摘出だけでも手元が狂えば大切なパーツを傷つけてしまう。 ちょっと無理がありすぎる。
この違法なビジネスを運営している側も ずさんな感じで、 血だらけの人間を別の車両に移すのに、 他の客に見られないようにと言って、 列車の屋根から運ぶのだが、 あり得ない。 一歩間違えば大事な '材料' を落としてしまうし、 いくら巨漢の男でも一人で行うには あまりに重労働だ。 また移植を受ける側は誰なのかには全く焦点は当たらず、 みんながグルであるというような恐さもなく、 ただ残虐なシーンを出せば観客は喜ぶと思ってるようす。 ホステルを超えた、 と公式サイトでは謳っているが '地獄の沙汰も金しだい' のホステルには、 少なくともユーモアのセンスで及びもしない。
ボツにしてもよかったが、 せっかく見たので とりあえずエントリーして、 あたらめて気づいたのは、 ホラーこそ絶妙なセンスが必要だということ。 センスのないホラーの見本として取り上げるには いい材料かもしれない。 以上^ ^


テラートレイン TRAIN (2008) 5/2〜
監督 ギデオン・ラフ 公式サイト&トレーラー
ソーラ・バーチ
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