
"オリバー、 どうしちゃったの?" なんて評を見かけてスルーしちゃってたが、 どうして、 面白いじゃないの。 微妙に一昔前な雰囲気ではあるし、 イマイチまとめきれてない感じもするが、 やはり収まってないオッサンだ。 上のスチールは本編にはないシーンだが、 血だらけの手で作るハートマークが象徴的で気に入ったので貼っておく。
高品質のマリファナ栽培で伝説を作ったビーチボーイたちを、 大手企業に取り込まれようとするベンチャービジネスのように描く。 植物学者と傭兵の友情は、 それがまるで心と体であるかのように一人の女をシェアする。 メキシコのカルテルは彼女を人質に取って企業提携を持ちかける。 ベンチャーとカルテルの攻防、 カルテル内の下克上、 周辺で暗躍する者。
上手いと思うのは、 登場人物の一人一人すごくキャラが立っていること。 原作があっての映画化だからこそ、 そのあたりをしっかり作らないと存在意義がない、 と考えたというより、 役者とともにそうした作り込みをやるのが好きなのだろうという気がする。 ポイントは一人の人間が同時に持つ、 強さと弱さだろうか。 どれだけ強い者にも弱点がある、 ということで反撃に出るビーチボーイだが・・
還暦を過ぎてもキレた映画を撮るストーン監督の弱みも、 やはり息子ショーンだろうか。 。 この映画にもチョイ役で出演、 その後ホラー映画




野蛮なやつら SAVAGES (2012) 日本公開2013.3月 公式サイト
監督 オリバー・ストーン
テイラー・キッチュ アーロン・ジョンソン ブレイク・ライヴリー
ジョン・トラボルタ ベニチオ・デル・トロ サルマ・ハエック
デミアン・ビチル エミール・ハーシュ
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