6.03.2013
爽やかな日本人 「高校三年生」
6月しょっぱな、 とんでもないエントリーで行くけど^ ^ この時代の日本映画のハキハキした口調が好きなんだよな。 気まぐれで見始めたけど、 テンポがよくて止まらない。
懐かしいのとはまるで違うし、 さすがに自分の高校時代でも、 感覚的には今の高校生のほうがはるかに近いし、 失われた美しき日本とでも言うのかな・・ 日本ってこんな国だったんだ、 という感慨が、 なぜか自分にとっては一番強い時代の映画。 それにしても、 この爽やかさは何だろう。 。 登場人物の設定なども細やか。
映画よりもテーマ曲がヒットしたらしいが、 なぜかこの歌は知っていて、 昔カラオケで、 わざと外した選曲ばかりで入れていたら、 会社の少し上の年代の人に "もう頼むからやめてくれ" と言われたことがある。 リアルタイムに生きた人には苦いのだろうか。 それとも、 それ以降のギャップの大きさが苦痛なのだろうか。
そんな風に湿っぽく書くこともないかな、 梅雨なのに意外と涼しくて。 この映画に出てくるそれぞれに個性的な高校三年生のように、 自分で考え行動する。 この当たり前のことが爽やかな風を吹かすのだろうな、 と。
高校三年生 (1963日本)
監督 井上芳夫
倉石功 姿美千子 高田美和 渚まゆみ 舟木一夫 堺正章 高橋昌也
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