5.07.2013

カセクシス 「ルーム205」



“サム・ライミ絶賛 ハリウッドリメイク決定!"とかで、 いちおう見てみたものの、 予想以上につまらない。 心理学的なフックがあるにもかかわらず、 心理的にも生理的にも恐くない。 主役のジェニファー・ウルリッヒはドイツのアイドル的な存在なのかと思えば、 のっけからベッドシーン。 それはいいとしても^ ^ このところ思わずエントリーしたくなる作品に恵まれない。

大学に通うことになったカトリンは父の反対を押し切って学生寮に入る。 部屋は205号室、 前の住人が行方不明となっている いわくつきの部屋らしい。 彼女にかかわってくる数人の上級生が次々と謎の死を遂げる。 現れるのは赤ずきんちゃんのようなフードを被った化け物・・ と、 ここでイヤな予感がした。

カトリンの母は自殺していて、 シーンは出てこないが異常な死に方だったらしい。 精神を病んでいたとのことで、 自分にも同じ傾向があるかもしれないと悩むカトリンだが、 常用していた薬を寮に来て切らしてしまう…。 赤いフードを被ったゴーストは行方不明となっている前の住人か、 あるいは母か、 それとも自分自身? そんな推理を誘発しておきながら、 それを計算したような進行はしない。

やがて一通りの結末を迎え、 最後にちょっとした落ちがあるが大してショッキングとも言えず。 。 奇しくも“フードを被ったホラーはつまらない伝説"が更新されてしまうかたちとなった^ ^ ハリウッドリメイクにも乞うご期待。 エントリータイトルはクルマでエッチ、 ではなく劇中で引用されるフロイト精神分析の用語で、 衝動や欲求、 好悪の感情など心的エネルギーがいつまでも続くことを言うそうだ。 ネガティブなカセクシスすなわち怨念か。




ルーム205 205: ZIMMER DER ANGST (2011ドイツ) 日本未公開
監督 ライナー・マツタニ 
ジェニファー・ウルリッヒ アンドレ・ヘンニック 

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