4.24.2013

いとこ同士 「飛びだす 悪魔のいけにえ」



全米初登場1位はいいんだけど 「飛び出す」 悪魔のいけにえって何だよ^ ^ いまさらな気もするが今回は後日談ということで何気に見てみた。 あの一家はソーンって言ったっけ? 事件の後、 保安官が率先しての住民によるリンチで家が焼き払われ全員が死んだことになっている。 そのとき赤ん坊だった娘がいて (そんなのいたっけ?) 養子として育てられ成長したその娘のもとに、 祖母から遺産としてあの家が贈られる。 しかしその家の地下室にはレザーフェイスが生きていて・・ という設定。

遺産相続した家だが、 オリジナル作品では相当なボロ家だった印象があるのに、 広い庭の邸宅になっていて、 焼き払われた後は誰が建て直したかなどの説明もなかったように思う。 祖母から、 ということは婆さんも生きていた? このへん、 めんどくさいのでもうノータッチ。

そしてこの娘ヘザー役のダダリオさんが、 なかなかいい感じだが、 自分が殺人鬼一家の子孫であり、 レザーフェイスとは従兄弟だということを知って、 嫌悪よりも復讐心に火がつく。 面白いのはレザーフェイスも、 8才程度の知能ということなのに復讐のターゲットをしっかり把握していて、 クリアすれば写真をマークしたりしている。 人面のマスクは、 自分の顔に毛糸で縫い付けているのだとわかるシーンもあるが、 狂人キャラとマメな復讐鬼とが微妙にコンフリクト。

そうしたストーリー面はさておき、 響き渡るチェーンソーの音、 レザーフェイスがヒーローに転じる瞬間などは、 まあまあかな。 のっけから追われるハラハラ感で突っ走ってくれるし、 リバイバル企画としてはよくできている部類か。 日本公開は7月になるらしいが、 チェーンソーが目の前に飛び出てくる恐怖に、 乞うご期待。




飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲
Texas Chainsaw 3D (2013) 日本公開7/13予定 公式サイト未設置
監督 ジョン・ラッセンホップ 
アレクサンドラ・ダダリオ タニア・レイモンド ポール・レイ 
トム・バリー リチャード・リール 

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