9.24.2012

ファッション・サイファイ LOVE



ANGELS AND AIRWAVES というバンドがプロデュースする作品とのこと。 壮大な叙事詩、 みたいなのを期待したが、 低予算のスタイリッシュな 'scifiもどき' と言ったところ。 当然ながら音楽は効いている。

唐突にアメリカ独立戦争で始まるので、 あれ、 間違ったかなと思うが、 しばらくして宇宙ステーションの場面に変わり、 あとで無理矢理につなげてくる^ ^

宇宙ステーションで孤独な任務についているリー・ミラー、 突如の無線の不調により、 音信が絶たれる。 たとえ無線であっても、 関係性を断たれた人間は現実感を失うとの指摘ののち、 ミラーは自らが生み出す幻影の中に墜ちていく。 そして いつしか歳月は流れ・・

監督は撮影監督が本職らしく、 各カットは絵的だが、 全体の印象はやはり拡大版のプロモーションビデオから抜け出せず、 最後も無理矢理 LOVEに落としてくる^ ^ 見終わると、 もっと本格的なSFが見たくなる。




地球、最後の男 LOVE: ANGELS AND AIRWAVES (2011) 日本公開2013.1月 
脚本・監督 ウィリアム・ユーバンク 
ガナー・ライト 

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