1.03.2012

おちゃめ系サラ・パクストン.. 「インキーパーズ」



新年三日目ともなればダラけて、 つい ホラーに走る^ ^ でも "HOSTEL III" も先日見ちゃったし、 いまコレといったものがない。 そんななか、 見繕ってきましたこの作品。 はたして、 どうか。

うちのブログではホラーとスプラッターをいっしょくたにタグ付けしちゃってますが、 大きく分けても心霊ものと殺戮ものでは違うし、 そのそれぞれにも細分化された さまざまなテイストがありうるので^ ^ もうめんどくさいから、 いっしょにしちゃえと。 この "The Innkeepers" はホテルや宿の経営者あるいは管理人という意味で、 古き良き心霊もののようで、 新春にはふさわしいかとチョイス。

もうすぐ取り壊しになるという古いホテル。 それほど高級でもなく、 また それが原因で取り壊しになるというわけでもないが、 幽霊が出るとの噂のあるホテル。 ここで働くフロントマン、 フロントガールの二人がいて、 客もほとんどいないガラガラの空間で気だるそうに過ごしている。 つまらないイタズラを仕掛けあったり、 また霊現象を捉えようとEVPなどを持ち出してきたり。

フロントマンが、 ちょっとこの映像見てくれよと、 フロントガールを呼ぶ。 え、 ついに何か映った? と画面に見入る彼女。 しかし用意されていたのはこんな映像で、 これまたイタズラだった。

そんなある日、 フロントに老紳士が一人で現れ、 353号室を指定して一晩だけ泊まりたいと言う。 その部屋は準備中だと言っても聞かず、 フロントマンはしかたなく了承する。 クレジットカードを、 と言うと、 現金で と答え、 クシャクシャになった札を握りしめて差し出す。 部屋に案内すると懐かしそうに眺めて、 なんでもハネムーンで泊まった部屋だと言う。

このへんまでは、 なかなかいい感じ。 総じて効果音で脅かすような部分はあるが、 それもまあよしと。 しかし その後崩れ出し、 もう一人の宿泊客である、 元女優で霊能力者のようなオバサンもあまり有効に関連せず。 ササッと結末を迎え、 あっさり THE ENDしてしまう。 ある程度 予想はしていたものの、 残念な福袋だった。 。



インキーパーズ The Innkeepers (2011) 日本未公開 
脚本・監督 タイ・ウェスト 
サラ・パクストン パット・ヒーリー ケリー・マクギリス 

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