9.17.2011

トントントン.. 何の音? 「ミッシング・テープ」



ブレア・ウィッチ・プロジェクト」 や 「パラノーマル・アクティビティ」 に続くローバジェット インディーズ ホラーとしてとりあえず期待したが、 イマイチ鮮度にも創意工夫にも欠けていたという印象。

ニューヨークの学生5人が、 一人の誕生日を祝うのに郊外のおばさんちに行く。 その道すがら不気味なクルマにつけられるが、 無事到着。 おばさんは用事で出かけるため家は貸し切りとなるが、 夜中に玄関を叩く音。 出てみると誰もおらず、 ビデオテープだけが置かれていて、 再生してみるとあのクルマの主が5人を撮影したものだった・・

学生の一人がつねにビデオを回しているというフェイクドキュメンタリーだが、 後半には犯人が撮影した映像が足され、 二つの視点で構成されるのというはやや凝っているかもしれない。

学生側のカメラは襲われた時点でストップし、 その後 犯人側のカメラに替わるが、 最後まで引っ張っておいて襲われた後の映像は出て来ない。 トレーラーにあったニュース映像などもなく、 証拠ビデオだけを提示したような構成は概ね企画倒れ。

こういう不完全燃焼を見せられると、 その後もっとスゴいのはないかとホラーをハシゴしてしまいそうで、 それが怖い。 。



ミッシング・テープ EVIL THINGS (2009) 日本未公開 
監督 ドミニク・ペレス 

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