
「シックス・センス
ディランという青年が死んだ、 ということで始まり、 その経緯を追うかたちで進行するが、 やがてそれが狂言であったことがわかる。 にもかかわらず銃弾が当たらなかったり、 もしかして本当に死んでる? と思わせる。
ディランは高校生の頃につきあっていた彼女ナタリーが忘れられず、 彼女のほうも別の男と婚約はしていたが 同じ気持ちを秘めていた。 二人の仲を裂いたのは、 交通事故によるディランの両親の死。 そのとき彼は両親を迎えに行くはずだったが、 彼女との居心地のいい時間にかまけてスッポカしてしまう。 この罪悪感が10年間、 二人を引き離すこととなる。
二人は再会するが時間は戻せず、 他の三人の登場人物の助けを借りて新たな人生を歩み出す。 一人はディランが勤める葬儀屋の主人、 そしてその奥さん。 もう一人はチャーリーという謎の女で、 借金取りに追われるジャンキーということになっている。 エントリータイトルは早死にのディランを葬儀屋の主人がこう言って からかう。 ジェームズ・ディーンは形容詞となってるのだ。 。
わずかに薄気味悪いがホラーというわけでもなく、 物語は淡々と進行して、 全体にやさしいスパイスがかかっている。 落ち込んだ雨の日なんかに見ると、 それなりにいいかもしれないが、 恐らくは未公開DVDスルーとなるだろう。 乞うご期待^ ^


デッド・アウェイク(原題) DEAD AWAKE (2010) 日本公開未定
監督 オマー・ナイーム
ニック・スタール エイミー・スマート ローズ・マッゴーワン
ベン・マーティン ブライアン・リナー キム・グリマルディ
0 コメント:
コメントを投稿