5.29.2011
サティをハミングで 「バタフライエフェクト・イン・クライモリ」
コレとコレの合成語? 売る側がこの映画にまるで価値を見出していないような邦題。 ポスターには世界の映画祭のエンブレムがズラッと並べられているのに、 日本ではB級で二流の扱いとなってしまう。 。 確かにB級ではあるが、 意外にオリジナリティのある作品なのに可哀想なことだ。
原題のAcolytesというのは教会でロウソクを持つ年少者のことらしいが、 ここでは "若造" 的なニュアンス。 15才の少女が消えて、 犯人らしきサイコな大人と戦う三人の高校生、 そう見せておいて実は・・
オーストラリアの高校生はイギリスの影響が残るのか、 制服のある学校が多いようだ。 制服のイケメン少年二人と妹キャラの女子高生は微妙な三角関係。 ある日、 森の中で何かを埋める男を発見。 警察へ通報しようとするが途中でウザくなって、 妙案を思いつく。 しかしどうやら相手はプロ?のようで、 すぐに状況を逆転されてしまう。 二人はさらわれ、 もう一人にも呼び出しの電話がかかる・・。
出だしはガス・ヴァン・サントが間違ってホラーを撮ってしまった、 みたいな雰囲気だが、 後半はイマイチ盛り上がりにもショックにも欠ける。 しかしながら、 こういった '青春ホラー' みたいな路線はあると思う。 一歩間違えれば凄いものになるかもしれないし、 学園物にはならないように注意しつつ新人監督はぜひご検討を^ ^
ラストで、 エリック・サティのグノシエンヌをハミングで使うところなどは微妙に気に入った。
バタフライエフェクト・イン・クライモリ Acolytes (2008オーストラリア) 日本未公開
監督 ジョン・ヒューイット
ジョシュア・ペイン ベリンダ・マクローリー ハンナ・マンガン=ローレンス
ジェエル・エドガートン ベラ・ヒースコート セバスチャン・グレゴリー
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タグ:
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ホラー&スプラッター,
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