7.18.2010

まあ新しい・・かな 「エロ怖い怪談」



そろそろ子供たちは夏休み。 その前に来た3連休はすでにプレ夏休み気分で、 突然ジェットコースターに乗りたいと言い出した小5の娘に急き立てられ 東京ドームシティに行ってきた。 子供が小さい頃はヒーローショーを観によく出かけたが、 それから行かなくなった数年の間に凄いコースターや観覧車が出来ていたのだ。

サンダードルフィンと呼ばれるそのジェットコースターは、 都心の狭小地にありながら本格的な絶叫レイアウトを実現してるとかで、 ビルの上を走りったり壁の穴をくぐり抜けたりで、 まさにイルカの輪くぐり。 近場ではあるが、 これなら面白いんじゃないかといそいそと出向いた。 だが駅から出た瞬間、 目に飛び込んだのは空中にそびえ立つ銀のレール。 周りの高層ビルよりも高く、 あんな所をブン回されるんだと想像しただけでビビってしまった。

着いたらすぐコースターに乗ると言ってた娘も さすがに青ざめて、 これは後回しになった。 まずは気軽に乗れるものということで、 コーヒーカップ的なのに乗り、 それからスカイフラワーというのに乗った。 しかし これがかなり恐くて^ ^ 高さがある上に風でゆらゆら揺れるのだ。 次に乗ったリニアゲイルがある意味ジェットコースターより急直下で、 これがトラウマになってドルフィンはさらに後回しになった^ ^

靴を脱いで入る新企画のお化け屋敷 「足刈りの家」 というのがあったので、 気分転換にこれでも入ってみようと言ったら娘曰く 'これは絶対無理' ・・ 乗り物は恐がらないが お化けは恐い? じゃあ外で待っててと、 息子と二人で入った^ ^ これが意外に人気でかなり並ばなくてはならなかったが、 お化け屋敷なんていうのも久々だったな。

ということで長い前振りだったが、 本日はそれなりに新趣向を凝らしたオリジナルビデオ。 何となく上のお化け屋敷とシンクロするものがあった。 本作はシリーズの第二弾で、 第一弾の 「イグアナ女」 はあまり興味が湧かずパスして これだけを見た。 ポルターガイストというドイツ語の響きは本編中にも "ゲシュタルト崩壊" へと拡大され、 藤井シェリーの携帯電話での会話がモノローグのようにこれを説明する。 このあたりが微妙にいい感じ。

携帯で話ながら歩いていてクルマに跳ねられた女は、 昏睡の後に目覚めると不思議なものが見えるように。 大学、 コンパ、 彼氏・・ ひととおりの状況を展開しながらも、 20年前に死んだ連続レイプ魔の霊に取り憑かれたり。 しかし、 これらはすべて XX であったという、 都市伝説版ドラえもんのような落ち。

ホラーとエロの融合が進んでいるのは先のお化け屋敷にもなかったことで、 主演の藤井シェリーはAV作品ほどではないがサービスカットも多め。 彼女は日米のハーフ or ダブルということだが、 最近は純日本人でもガイジンっぽいコがいるので、 逆に普通っぽいし女子大生っぽくてグッドキャスティングと言える。 怖くはなかったが、 ありきたりでないことは確かか。

再びジェットコースターの話に戻るが、 夜の10時まで遊んだが結局サンダードルフィンには乗らなかった。 娘は根性を見せて "乗る" と言ったのに、 こちらが恐くなってしまった。 身長制限も年齢制限もクリアしているが、 こんな小さな子が空中に投げ出されることを思うと、 乗ってはいけない気さえしてくる。 何年か前にジェットコースターで死者が出た事故もあったし、 遊園地の乗り物が人員削減前のジェット機並みに整備が行われているならまだしも、 どこまで信頼できるのか不安になったのだ。 落下Gや横Gよりも、 何かが起きる可能性がゼロではないのが恐いのだ。

昔はジェットコースターなんて恐いと思ったことがなかった。 いまでも自分一人が乗るなら平気だろう。 だが小さな娘と遊園地の乗り物に乗るのは、 そのへんのホラー映画よりよっぽど恐い^ ^ (近場の遊園地とあなどれない出費も恐い^ ^) さて、 みなさんはどんな夏休みを計画されていることでしょう。


エロ怖い怪談 第弐之怪 ポルターガイスト (2010日本) オリジナルビデオ 
監督 友松直之 
藤井シェリー 粟島瑞丸 山口真理 中村英児 
エロ怖い怪談 第弐之怪 ポルターガイスト [DVD][DVD]

エロ怖い怪談 第壱之怪 イグアナ女 [DVD]

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