12.01.2009

会社そのものがブラック^ ^ 「ショーツ」



先週末から娘が新型インフルにかかり、 こちらも熱が出てきたので検査してもらったら普通の風邪だった^ ^ そんななかでロバート・ロドリゲスの新作ファミリー映画を見た。 「デスペラード」 や 「プラネット・テラー」 のようなエグイ作品だけでなく 「スパイ・キッズ」 のようなファミリー感覚も持ち合わせているところがロドリゲスおじさんの強みだ。

"ショーツ" というからには何かしらエッチなファクターが絡んでいるのかと思いきや、 立派ではない 'ちっぽけな' 話を集めたものということだった。 しかし時間をバラバラにしているだけで、 元々は一つの物語なのだ。 少し苦しいけどキャッチーなタイトルではあるだろう。

どこにでもあるような企業城下町、 ブラックフォールズと呼ばれるその町はブラックという会社で成り立っている。 父も母もブラックに勤め、 学校ではブラック家の息子や娘が威張る。 ブラックが販売するブラックボックスは何にでも変形する進化型iPhoneのようなもので、 ライバルの追従をはね除けようとバージョンアッププロジェクトが進行中だった。

「ブラック会社・・」 という邦画も見たいと思いつつ行けてないが、 こちらはトップ企業すなわちブラックという割り切った捉え方で笑える。 社内に二つのチームを設けて競わせ、 ダメだったチームはクビになるというが、 Aチームのリーダーは父、 Bチームのリーダーは母。 企業に翻弄される家族像も今っぽい。

そんなとき、 願い事が叶う虹色の石が現れる。 これは地球外から来たようで、 願い事は三つまでとかではなく、 いくつでも聞いてくれる。 石を拾った者が次々に思いつきの願い事をしてゆくなか、 ブラックの社長はこれに気づき、 これこそ究極のバージョンアップだと・・

しかし虹色の石にもマニュアルはあったようで、 おかしな使い方がやがて限界に来る。 このままでは世界が崩壊する。 そこでみんなは、 これまでの行いを反省し一致団結して・・ みたいなパターンの展開。 まあ可もなく不可もなくだが来年のゴールデンウィークあたりに公開されるのかな。 。

ブラックの娘はヘルベチカというフォントみたいな名前だが 「アダムス・ファミリー」 の頃のクリスティーナ・リッチによく似ている。 カット・デニングスといい、 どこかヴァンパイアっぽいキャスティングはロドリゲスおじさんの好みを反映しているのか。 ラグというカーリーヘアの男の子は監督の息子さんとのこと。

(追記) スルー決定^ ^




ショーツ 魔法の石大作戦 Shorts (2009) 日本未公開 
監督 ロバート・ロドリゲス 
ジミー・ベネット ジェイク・ショート ジョリー・ヴァニア カット・デニングス 
レベル・ロドリゲス ジェームズ・スペイダー 

ショーツ 魔法の石大作戦 特別版 [DVD]特別版 [DVD]
ロバート・ロドリゲス

シャーロック・ホームズ Blu-ray&DVDセット(初回限定生産) 第9地区 Blu-ray&DVDセット(初回限定生産) アリス・イン・ワンダーランド [DVD] パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 [DVD] かいじゅうたちのいるところ Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)

powered by G-Tools

0 コメント: