10.10.2009
習いたい^ ^ 「ハイキック・ガール!」
軽めのタイトルなので、 その手のガールものの邦画かなと思いきや、 これが本格的な空手もの! まさに びっくりマークだ^ ^タイの 「チョコレート・ファイター」 に勝るとも劣らず。 こんな映画を日本で実現しているのは 「KURO-OBI」 で武術指導を担当した西冬彦氏。 あの映画はカッコよかった! 今回は自ら監督している。 「少林少女」 のプロデューサーでもあったらしいが、 そっちはさておき、 この映画はシンプルかつ渋く、 空手シーンはもちろん、 娯楽的な部分でも過不足なく楽しませてくれる。
"空手とは必ず守り、 生き残るための武術" そう語る師匠の教えを、 弟子は理解せず、 女だてらに黒帯狩りに燃える。 このハイキック・ガールが17才の武田梨奈、 ジージャーにも負けないキレのある蹴りを見せてくれる。 穏やかな師匠もかつてはヤンチャをしてたらしく、 復讐に燃える武闘派軍団 '壊し屋' がやってくる。
スローモーションの繰り返しは多少くどい気がするが、 蹴りや突きは本当にヒットしてるように見える。 大丈夫なのか? 型に始まり型に終わる鍛錬。 千日で '鍛'、 万日で '練'、 それすら入口に過ぎないとの渋い教え。 しかしやがて身体は無意識に動き、 相手の心の動きが読めるようになれば、 刀も銃も敵ではなくなるのだ。 こんな空手、 習いたいよ〜 何流なのかな・・ と思っていると "流派は言えない" とのこと。 一撃必殺というより、 一蹴 延髄斬り、 かわして腕折りだ^ ^
いわゆるアクション映画とは毛色が違うが、 ありえないドンパチより、 鍛錬を積めばCGもワイヤーもなしで映画になるということの発見は大きいのではないだろうか。
ハイキック・ガール!(2009日本) 公式サイト
企画・脚本・監督 西冬彦
武田梨奈 高橋龍輝 天野暁兒 中達也
【 無料で見れないかチェック! 】
【 Amazonプライム・ビデオですぐ見る 】
0 コメント:
コメントを投稿