8.03.2009

ナイス・キャスティング 「ラスト・ブラッド」



オリジナルのアニメと比べると、 まあこんな感じだろうという実写化。 全体的に もろCG、 しかしそれもファンタジックなオブラートということで計算のうちか。 生々しすぎるのもこの作品には似合わないかもしれない。 それにしても水滴のような血しぶきは やや陳腐。 待ち遠しかった作品のわりにエントリーが遅くなってしまい、 DVDは10月でまだ早いが、 このあたりのタイミングでエントリーしとく。

チョン・ジヒョンって今いくつなんだろう。 もうセーラー服が着れる歳でもないではずだが、 それでもこのキャスティングはいい。 製作資本に韓国は入ってないのだが よく挙げてきた。 同様に小雪も! まさに 'オニゲン' な妖艶さと迫力で、 やっぱりスーパーな人だよなあ。

前半は ほぼアニメのとおりで、 それ以降はアニメにはなかった展開が加えられている。 と言っても ほとんどがアクション的な展開だ。 いわゆるソードアクションだし、 ばりばりにワイヤーだが、 なぜかあまり反感を覚えずに楽しめる。 チョン・ジヒョンだからかな・・ 最後の戦いでは、 ワイヤーで吊られている小雪の顔が何となく膨らんで見えた。 見るほうは間単にワイヤーアクションと言って済ませてしまうが、 やるほうは大変なのだろう^ ^ 吊られたことがないのでわからないが。 。

CGによる昭和の情景も いまさら どうということはないが、 雰囲気を壊すことなく まとまってはいる。 けきょく目新しいものはなかったが、 ジヒョン x 小雪 というキャスティングが秀逸で、 それゆえに注目し、 期待を裏切らない程度には手堅く仕上がった、 想像通りの作品! と言いながら忘れちゃいけない、 倉田保昭の出演は往年のアクションファンには魅力かもしれない。


ラスト・ブラッド BLOOD : THE LAST VAMPIRE
(2009香港・日本・フランス・アルゼンチン) 公式サイト&トレーラー 
監督 クリス・ナオン 原作 Production I.G 
チョン・ジヒョン アリソン・ミラー 小雪 倉田保昭 

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