7.28.2009

イタリアよ、お前もか.. 「湖のほとりで」



"イタリアのアカデミー賞にあたるダヴィッド・ディ・ドナッテロ賞で史上最多の10部門を受賞" とのことだが、 どこかの国の映画賞のようにガラパゴスな印象がつきまとう。 タイトルから何となく文芸モノかと思っていたが、 ようするに刑事モノだった。 湖のほとりで娘が殺され、 犯人捜しにからめて さまざまな人の人生を窺い知る、 みたいなオーセンティックな内容。 しかも最後に犯人がわかっても、 とくに どんでん返しでも何でもなく、 はい、そうですかという感じ。 最近フランス映画がパッとしないなと思っていたら、 イタリア映画もか。 。

予備知識なしに見るので、 最初は小学生の女の子が誘拐されちゃうのかと、 このへんはリアルに恐いので強ばって見ていた。 すると肩すかしを食らわされて、 17才の死体が発見される。 綺麗な娘だった。 小さな村なので担当の刑事も彼女をよく見かけた。 毎朝ジョギングを欠かさず、 優秀なホッケーの選手で、 自閉症児の世話もしていた。

さまざまな人生と言っても、 ともすれば痴呆症、脳腫瘍、 自閉症、 知的障害、 身体障害に傾く。 死んだ娘は脳腫瘍であと数ヶ月の命だったことがわかる。 ビスケットを喉につめて死んだ自閉症児の両親の真実、 知的障害の男と車椅子の父、 30才になってもフラフラしてる感じの彼氏だけは健康だが、 刑事の妻も痴呆症、 刑事は一人娘との関係もギクシャクしている。 死んだアンナの父は泣き崩れているが、 娘の水着姿をスケベそうに追ったビデオが出てきたりする。 え、 こんなベタな内容で史上最多の10部門? おまけにアンナは検死の結果、 処女だった・・だと?

さすがにイタリア、 街並みや風景はどこを撮っても絵になるな〜なんて気分で見られたのも最初のうちだけで、 だんだんと この映画の実態が見えてきてしまう。 宣伝や世評で見て失敗する好例になってしまった。 上のイメージは よさそうに思えたんだけどね。

湖のほとりで (2007イタリア) 日本公開2009 
LA RAGAZZA DEL LAGO/THE GIRL BY THE LAKE
監督 アンドレア・モライヨーリ オフィシャルサイト&トレーラー 
トニー・セルヴィッロ ヴァレリア・ゴリノ 
湖のほとりで [DVD][DVD]

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