7.18.2009

男子は男子 「キューティ・バニー」



原題には 'キューティ' なんて単語は入ってないが、 つい入れたくなるのだろう。 「キューティ・ブロンド」 の威光も借りたいところだろう。 あれも原題にキューティは入っていないが、 キューティという響きは日本語になっても やはりキューティで^ ^ 名作に肩を並べるとまでは言わないが、 かなり楽しめてしまった。 アメリカからは ときどきこんな作品が出てくるが、 作り方も上手いんだよな。 日本には ありそうでないタイプの映画とも言える。 「バウンス ko GALS」 (1997) くらいのものだろうか。

女の子はどこまでいっても女の子、 男子はあくまで男子、 自分は自分らしく。 そんな永遠のテーマがあるだけなのに、 自分などは根が単純だから、 けっこう好きなジャンルなのだ。 ある意味、 スポ根なのだ。 DVDジャケットから推測されるような お色気C級映画とは違うが、 当然、 目の保養にもなる。

孤児院で育った女の子は、 家庭を夢みる。 かわいい娘たちは次々に貰われていくが、 シェリーは売れ残る。 年頃になって急にキレイになった彼女が引き取られた先は、 プレイボーイマンション。 バニーガールになったのだ。 ヒュー・へフナー本人も登場し、 彼や他のバニーガールたちといっしょに暮らすことに。 ヘフナーは本当にこんなハーレムで生活していたんだな、 すげえ^ ^ とにかく彼女にとっては、 ここが新たな家となる。

天然で、 バカなのか天才なのか わからないところも魅力のシェリーは、 みんなから好かれ、 次号のプレイメイトも決まって幸せだったが、 彼女を追い落とそうとする女に欺され、 ヘフナー邸を追い出される。 ホームレスとなった彼女は、 新たな家を求めて彷徨い、 たどり着いたのは学生寮。 アメリカの寮は、 ベータとかシータとかいう名前のクラブになっていて、 好きなところに入居できる。 また学生の他に '寮母' が世話役として住む。 人気の寮 'ミュー' で、 寮母として雇ってくれと頼むが鼻であしらわれ、 流れ着いたのは寮生が集まらず閉鎖寸前の 'ゼータ'。 サエない風体の女子学生たちがいるが、 まずはここの寮母となる。

27才になったばかりのシェリーは寮母としては若く、 学生たちとあまり年の差はない。 寮生を30人集めなければ閉鎖となるため、 一丸となって獲得作戦に乗り出す。 まずは外見からということで、 髪、 メイク、 服装。 ここはまさにマジックで、 みごとに変身。 部屋の隅っこでハナクソほじってたようなコが、 目映いばかりのセレブもどきに! 外見が変わると内面も変わりだす。 それぞれに自分の殻を打ち破って変わっていく。 このあたりのシェリーのリーダーシップは なかなかの迫力で、 アメリカらしいコミュニケーションや表現方法の見本帳のようだ。

突如人気が出始めたクラブ・ゼータだが、 調子に乗っているとミューの妨害に遭う。 入寮希望者の書類が捨てられ、 学生を横取りされてしまう。 一方、 プレイボーイマンションでの策略を知ったヘフナーは、 シェリーに戻ってきてくれと話す。 こちらでは いまにもゼータの閉鎖が決まりそうだし、 さあ、 果たしてシェリーはどうする・・

人には男心のつかみ方をあれこれとアドバイスするシェリーだが、 自分のこととなると失敗ばかり。 シェリーが恋するのは老人ホーム経営者で、 彼に誘われたディナーの席でアホな行動ばかりしてしまう。 この相手を演じるのはトム・ハンクスの息子コリン。 似てるし、 いかにもなキャラだが、 それ以上の印象はない。 それよりヘフナーを微妙に羨ましく思いながら、 最後を締めるのはシェリーの熱いスピーチ。 これまた お薦めの一作!


キューティ・バニー THE HOUSE BUNNY (2008) 日本未公開 
監督 フレッド・ウルフ 製作 アダム・サンドラー 
アンナ・ファリス エマ・ストーン コリン・ハンクス ヒュー・ヘフナー 
キューティ・バニー [DVD][DVD]

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