ウェブマネー

うちの娘が690円分のウェブマネーで90日間有効にした "キノ" (右)


こういう時代になるだろうと思っていたにもかかわらず､ 実際に起こると意外な気がするものだ｡

小４の娘がしきりにねだるのは､ ウェブマネー｡ コンビニなどで購入でき､ その金額分､ ネットゲームなどで使えるというもの｡ セブンイレブンでこれを2,000円分買う｡ 自分も初めての体験をさせてもらうので､ 興味津々ながらウェブ上でのチャージはそれなりにセキュリティが固くて､ カンタン会員を正式会員にアップグレードするなどの作業に手惑う｡

"メイプルストーリー" という子供の間では人気のオンラインゲームがあって､ うちはMacなのでできなかったのが､ 先日ウインドウズマシンをいただいてしまい､ できるようになった｡ ゲーム自体はどうと言うことはない普通のゲームながら､ コミュニティ機能みたいなのがあったり､ アバターをオシャレにしたりして楽しむようになっていて､ 2Dの子供向け "セカンドライフ" みたいな作りになっている｡ アバターの髪型をかっこよくするのに500円とか､ バーチャルペットを買うのに700円とか平気でするのだ｡ 無料ユーザーのままではパッとしないから､ つい､ あれもこれもと揃えたくなるようにできているがアイテムの有効期限は３ヶ月･･ つまりそのペットを飼い続けたければ また700円･･

こういうビジネスモデルは これからも増えてきそうだが､ なにも若い身空で現実世界を置き去りにしてバーチャル空間に没頭しなくても･･ ましてや数ピクセルのドット絵にお金を払うなんて｡ 考えてみれば映画だって音楽だって似たようなものかもしれないが､ 不況と言われながら生活必需品でも物質的でもないものへの支出は増えていく｡ これが文化的成熟ということなのか｡ ｡

追記
いつのまにか娘はウェブ上で結婚していた｡ ｡ 相手も小４の男の子だそうだ＾ ＾