フェイクのリメイク､ややリアル ｢ザ･クアランティン｣

"隔離" というタイトルになって登場したフェイクドキュメンタリー [REC] のハリウッドリメイク版｡ さして興味はなかったが性懲りもなく見てみた＾ ＾ 最初っから最後の赤外線カメラまで､ 見事に同じだね＾ ＾ レポーター役はオリジナルのほうが可愛いが､ ケーブルテレビだとかいうことだったのでリアルさを狙ったのか｡ ｢ホステル｣ の生き残りくんが消防士役で出てる｡

オリジナルよりグレードアップしてる点としては､ 撮影中のビデオカメラで感染者をぶん殴る､ ドリルで脳天に穴を開けてのサンプル採取などが上げられるが､ キモワル度､ ハラハラ度も心なしかアップしている｡

アメリカ版のほうが全体に粗野で無骨な感じがする｡ 昔､ NYの "ロイヤルトン" というホテルに泊まっているときにボヤ騒ぎがあって､ 消防士が各部屋をドンドンと叩いて "すぐに非難しろ" みたいなことで､ 階段を上がってくる消防士とすれ違いながらロビーまで下りていった体験があるのだが､ 詳しいことは伝えられず､ ドスドスとした足音だけが響くみたいな､ 大ざっぱで粗野な世界｡ あそこに連れ戻された気がした｡ そういう意味ではこちらのほうが､ 個人的リアリティは高かったのだが､ オリジナルが去年公開されたところだし､ 果たして日本公開はあるのだろうか｡



追記：スルーでした＾ ＾

REC:レック／ザ･クアランティン QUARANTINE (2008) 日本公開未定　
監督 ジョン･エリック･ドゥードル　
ジェニファー･カーペンター　ジェイ･ヘルナンデス　コロンバス･ショート　

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