11.15.2008

恋する妖怪 Painted Skin



上海映画祭などで話題の 「画皮」 は、 人間の皮を被った妖怪の悲恋の物語。 清の時代の古典を引っぱってきて、 最新VFXとワイヤーアクションで仕上げた怪奇ファンタジー大作だ。 シンガポール、 香港、 中国の3ヶ国合作ということだが、 香港カラーが強いように思う。 香港は中国じゃないのか? 政治的にはそうだが、 映画製作においては独立国と考えた方がいいようで、 いまだにこういう形で表記されている。

香港映画の娯楽性の高さは徹底したものがあるので、 本作も例外ではないが、 ポスターのイメージのような、 おどろおどろしいシーンは多くなく、 人間に恋した妖怪のラブストーリーという部分がきちんと守られている。 各キャラクターの造形も過不足なくできていて、 意外に王道的な映画。 しいて言えば冒頭で、 兄がなぜ軍を捨て放浪の旅に出たか、 ということがよくわからない。

妖怪のほうが恋の成就を切に願い、 人間はその束縛からの逃避を求めてしまう生き物なのか。 。




画皮 あやかしの恋 Painted Skin (2008シンガポール・中国・香港) 日本公開2012.8
監督 ゴードン・チャン 
ジュウ・シュン ヴィッキー・チャオ ドニー・イェン 
チェン・クン スン・リー チー・ユイウー 

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