メジャー作品が素直に楽しめない体になってしまったのか。 。 公開もとっくに終わってからのエントリーで、 水を差さずにちょうどよかったかな。 意欲的なシナリオではあるが、 まあ普通の娯楽作品に仕上がっている。
「2001年宇宙の旅」 が予言したHALという脅威。 ネット社会になって現実味は増したはずなのに、 あまりリアリティを感じないのはなぜだろう。 まずイーグル・アイのデザインがよくない。 千里眼の水晶玉でもイメージしたのか、 いわゆるハイテクイメージとギャップがありすぎる。 それにも増して、 いまや毎日のようにパソコンを触る私たちは、 コンピュータというものがいかにアホな存在かということを身に染みて知っているからではないか^ ^ 遠くから眺めて憧れたり、 あるいは恐怖した存在も、 親しくなってしまえばそんな感情を抱いたことすら忘れてしまうように。
コンピュータあるいはAI自身がこのような行動に出る動機はそもそもどこにあるのだろう。 ネット社会を利用して遠隔地の誰かが悪意を実行する方がリアルに思うが、 それではマニアックすぎるということで、 ハリウッド映画としては、 その路線は避けたかったんだろうな。 音符をトリガーにする爆弾というのも似たようなのがあったなあ。 わざわざそんな手の込んだことをしなくても、 いたる所に侵入できるのだから、 もっと簡単にやれるだろう。 それでは見せ場がなくなるけどね。
何かというと双子を出すけど、 声紋も生体承認もアリア自身がコントロールしているのだから、 どうとでもなるだろうに。 。 それに、 一卵性双生児だとしてもDNAは同じじゃない。 そんな理屈をこねずに楽しめ? わかりましたっ。 でもパソコンには、 恐いぐらいに賢くなってもらいたいものだ!
イーグル・アイ Eagle Eye (2008) 10/18〜 公式サイト&予告
製作総指揮 スティーブン・スピルバーグ
監督 D・J・カルーソー
シャイア・ラブーフ ミシェル・モナハン
イーグル・アイ (Blu-ray Disc) powered by G-Tools |
コンピュータが自我を持つSFに、 こんな名作もある。
地球爆破作戦 (リクエスト・ムービー 第1弾) エリック・ブレエドン, スーザン・クラーク, ゴードン・ピンセント, ウィリアム・スカーレット |
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