10.25.2008
デ・パルマ的フェイク 「リダクテッド」
デ・パルマよ、 お前もか、 、
というのはつまり、 またも出ました、 フェイクドキュメンタリー・・ この映画も全編まさしくそれ。 誰しもが一度はやってみたい手法なのかもしれない。 しかしそこはデ・パルマ、 この手法にありがちな 'わざとらしさ' は一切排し、 どこまでも真実味の追求のための表現に昇華されていると言える。 カメラを回すのは映像作家志望の青年ということで、 多少の技巧も言い訳が立つようになっていたり^ ^ 兵士たちのカメラを嫌う態度もリアリティたっぷりで、 青年は途中からヘルメットに仕込んだCCDカメラに切り替える。 問題のシーンは赤外線映像で盛り上げたつもりが、 逆に [REC] っぽくなってしまったかな。
この手法の欠点として、 事実をそのまま切り取る体裁であるため、 メッセージやポイントが曖昧になることが挙げられる。 それは見た者が それぞれに考えてくれということかもしれないが、 自分なりに一言述べるなら、 どっちがテロリストかわかったもんじゃない、 ということかな。 家族をオモチャのように壊された男の独白が最も痛く残る。 。 本日公開!
リダクテッド 真実の価値 redacted (2007)
10/25〜 公式サイト&トレーラー
ブライアン・デ・パルマ監督 ※ベネチア銀獅子 監督賞
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