ミリキタニの猫 The Cats of Mirikitani (2007公開)
監督 リンダ・ハッテンドーフ
ジミー・ツトム・ミリキタニ
*ドキュメンタリー
ミリキタニさんは、 とにかくオシャレな人だ。 路上で暮らしていても赤いベレー、 あるいは赤のナイキキャップにテーラード。 奪われた市民権の代わりに所持するのは 'PEACE' と書かれたポラロイド・・
ソーホーの路上で寝泊まりし絵を描く一人の日系人。 夢を抱いたアメリカでは太平洋戦争勃発とともにツールレイクの日系人収容所に入れられ、 故郷・広島は原爆で壊滅。 しかし死ぬまで絵を描き続けると言う。 通常の感想を書いても何も伝わる気がしないので、 ミリキタニじいさんの名言をいくつかピックアップするに留める。
街の人 「Take it easy (気楽にな)」
じいさん 「どう気楽に出来るんだよ」 (ボソッと)
「兵隊には向かない。 私はアーティストだ」
(そう言いながらサムライやカラテは好きなんだが・・)
「この国はクズだ。 こんな国の市民権なんかいらない」
「ふん、 商業アートだ」
「戦争はいかん。 5分で灰になる」
「忌々しい戦争め・・」
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