6.24.2013

花は自分の色を選べない 「イノセント・ガーデン」



パク・チャヌクのハリウッドデビュー作品、 リドリー&トニー・スコット製作ということで少なからず期待したものの、 昨日と同じ調子で書くなら IMDbに the ultimate "so-what" experience とある^ ^ 究極の "だからどうした" 体験・・ まさに。

パク・チャヌクの演出は想像以上に堂に入って、 同じくIMDbでは "アジア人監督の初英語作品としては上出来" とコメントされている。 しかしながら、 スタイリッシュなスリラー? ようするにそれだけだ。 何のことはない。 イノセントがどうのこうのという含みがあろうとなかろうと、 ただの “ストーカーさん”。 (人を付け回すストーカーではなくて、 その一家の名字。 殺人者の血を引いている? )

企画のポイントもわからず、 1.5流の娯楽作品と言ったところ。 スコットさんらはもともと企画力で勝負するタイプではないのか。 。 じゃあ何で勝負する・・ 韓国のパク・チャヌクを引っ張ってきます? ミア・ワシコウスカという娘がいいんです? キッドマンも押さえました? 製作者には向かない枝葉の人ということか。 映像的には悪くないものの、 え? それだけデスか、 みたいな。 。

劇中でナンシー・シナトラとリー・ヘイゼルウッドのデュエット曲 “Summer Wine" が使われている。 一部でこの曲は 「夢は夜ひらく」 の原曲ではないかと言われていて、 盗作かどうかはどうでもいいが、 この選曲だけは印象的。 ラナ・デル・レイ盤で貼っておこう。 エントリータイトルは冒頭のナレーションより。


イノセント・ガーデン STOKER (2013イギリス・アメリカ) 日本公開5/31~
監督 パク・チャヌク  公式サイト・予告 象のロケット 
製作 リドリートニー・スコット 
ミア・ワシコウスカ ニコール・キッドマン マシュー・グード 


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