
いわゆる '難病もの'。 ダコタ演じるテッサは白血病で4年の闘病生活ののち、 抗がん治療を中止する。 そして、 どこかで聞いた
それでも難病もののツボがあるとしたら、 死にゆく娘がいかに けなげで、 またこの世とあの世の中間にいるかのような美しさで魅了してくれることではないだろうか。 それに対してダコタは期待通りの答えを出しているとは言えず。 原作や演出のせいもあるだろうが、 いつも突っかかりすぎて可愛げがなく、 ぼんやりした目つきすぎて魅了されない。 唯一、 アダムという男の子とデートするということで着替えたドレス姿はキレイだったが、 それも鼻血で汚してしまう。
テッサは親友ゾーイに中絶を思い留まらせ、 5ヶ月後に生まれるその子に会えるかな、 ちょうどいい目標ね、 などと言い、 またアダムが大学進学を決めたら、 新学期にはスゴいヘアスタイルの別人になって、 キャンパスに現れるからなどと話す。 この世から消えゆこうとする本人の心情、 あるいはうら若き一人娘を失おうとしている父親の気持ちなどはそれなりに描けている気もした。
余談ではあるが、 自分の名前をこの世に残したいというテッサの願いを叶えようとアダムは街じゅうに彼女の名前を落書きする。 そのときの一瞬の街角の映像でデビッド・ボウイの初期のジャケ写


17歳のエンディングノート (2012イギリス) 日本公開2013.4/27 公式サイト・予告
NOW IS GOOD 監督 オル・パーカー 象のロケット
ダコタ・ファニング ジェレミー・アーヴァイン パディ・コンシダイン
オリヴィア・ウィリアムズ カヤ・スコデラーリオ
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