12.17.2012
80年代に十代だった中年グマ ted
「フラッシュ・ゴードン」 がこのサンダー・バディたちのアイドルで、 セリフのなかにはシネイド・オコナー・・ そう言えば、 いたっけ。 他にも流れる曲、 聴いたことある曲だなと調べてみたらティファニーの "I Think We're Alone Now" だったりと、 80年代のオンパレード。 パソコンやスマホやテロねたが出てくるので時代は今なのだが、 セス・マクファーレン監督の頭のなかは概ねこんな感じなのだろう。
ミラ・クニス演じる彼女との出会いもディスコということになっていて、 マーク・ウォールバーグはクマとの友情を演じるだけでなくトラボルタ気分の 「サタデー・ナイト・フィーバー」 野郎にもなる。 ミラ・クニスが勤める広告代理店も後に不景気で・・ というような落ちまである。 代理店のボスも、 今ならありえないセクハラ上司だが、 その他テッドはR15な発言のオンパレードで、 実際にR15+に指定されている^ ^
その時代を生きた人にはたまらない懐かしさに裏打ちされている。 ただし、 その時代のアメリカにいれば、 という微妙なニュアンスも色濃く、 IMDbではかなりの高評価だが、 比較的速い日本公開では、 いかにズレた宣伝がなされるか楽しみな映画でもある。 ぬいぐるみが出てくるからといって子どもとは一緒に見れない、 という点も斬新?だ^ ^
後半のややホラーな味付けは効果的か ぶちこわしかは別にして、 意外にゾッとする感じがあり、 この世代のアメリカのフィルムメーカーは独自の着地点をみつけ、 内輪ウケか普遍的かは問わず、 強力な企画をずらっと並べてきそうな予感を抱いた。 乞うご期待。
テッド ted (2012) 日本公開2013.1/18 公式サイト・予告
脚本・監督 セス・マクファーレン 象のロケット
マーク・ウォールバーグ ミラ・クニス
ノラ・ジョーンズ サム・ジョーンズ
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