もうすぐ公開の本作は男の美学というか、 まあ暑苦しい映画ではある。 「特攻野郎Aチーム」 とカブるところがなきにしもあらずだが、 こちらは超豪華キャスト! 数分ではあるがシュワルツェネッガーのスクリーン復帰にも注目。 そしてアクションは通好み。 速くて、 重くて、 渋く、 そして残忍。
エクスペンダブルというのは "消耗品" ということだが、 村上龍の 「すべての男は消耗品である」 とほぼ同じニュアンスなのだろう。 翻弄される中南米あたりの小国へ派兵されるが、 こりゃヤバイと言ってすぐに帰ってしまう。 しかし案内役となった娘を助けるために再び地獄へ舞い戻るエクスペンダブルズ。 さまざまな武器や格闘技能、 そして熱い魂でミッションを遂行するが、 この男っぷりに胸震わせる娘には "いつでも そばにいる" などとウブなセリフを残し '手つかずで' 去ってゆく。 この娘があまり美人でないところは予算の限界だったのか、 スタローンの好みなのかは定かではない。
ブルーレイのプレーヤーは持ってないのだが、 今回たまたまブルーレイで観ることとなった。 当然、 映像はキレイなのだが、 出演者の顔のシワまでマザマザと見せつけられることとなった。 ハリウッドでビッグになると言うことは大変なことなのだろう、 ようやく名も知られるようになった頃には、 かなりの歳を食っているという現実。 だから、 そのシワは勲章であっていいいはずなのだが、 スタローンだけは不自然に肌が引っぱられている気がした^ ^
シリーズ化を狙っているのだろう。 それにしても男同士のくだらない会話が多いので、 そこを取っ払った超クールな消耗品ならまた見てみたい気がする。 だがデートで見る映画じゃなさそうだし、 かといって男同士で見に行くのもどうかと思う。 。 一人孤独に見るのも違うだろうし、 シーン提案のない古風さが持ち味であることは今後も変わりなさそうだ。
エクスペンダブルズ The Expendables (2010) 10/16~ 公式サイト・予告
監督・主演 シルヴェスター・スタローン 象のロケット
ジェイソン・ステイサム ジェット・リー ミッキー・ローク
ドルフ・ラングレン ランディ・クートゥア テリー・クルーズ
ジゼル・イティエ カリスマ・カーペンター エリック・ロバーツ
ブルース・ウィリス アーノルド・シュワルツェネッガー
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