9.20.2010

世界の 'それから' 「4デイズ」



上のポスターのように、 後ろ頭でヌーッと登場するサミュエル・L・ジャクソン。 夏目漱石原作、 森田芳光監督の 「それから」 (1985) でも松田優作が同様の登場のしかたをするが、 まあ関係ないか。 シャマラン監督の 「アンブレイカブル」 (2000) とも似た原題だが、 これも関係ない^ ^ 関係あるのはテロ。 アメリカに3基の爆弾が仕掛けられた、 しかも核爆弾! それは考えられない、 思いもよらないことだったが、 このときにアメリカ政府が取った策も思いもよらないことだった。

犯人はすぐに確保される。 わざと捕まったかのように。 そして爆弾が仕掛けられた場所を吐かせるためにスペシャリストが呼び出される。 それがサミュエル。 妻子と和やかに暮らしていたかに見えたサミュエルだったが、 何のスペシャリストかと言うと・・ 薄々気づいてる方もいるかと思うが、 とりあえず書かない^ ^ 英語で言えば 'とうちゃん' みたいな単語だ^ ^

サミュエルはHと呼ばれているが、 Hは到着するや否や、 斧を用意しろと言う。 そして縛り付けられた犯人に歩み寄ると間髪入れず xxx・・ その後、 犯人の股間をゴソゴソしたかと思うとメスのようなもので xxx・・ 何をしたのかハッキリとはわからないが、 想像するだけで痛そう。 。 それから電気、 歯への攻めと続くが、 ちょうどいま歯医者に通ってるので、 これまがまたズキンと来る^ ^

そう、 この映画はテロ対策としてアメリカが秘密裏に行っているとか、 いないとか噂される 'とうちゃん' の話なのだ。 しかも仕掛けられたのは核爆弾だから、 どんな手を使ってでも吐かせるしかない。 しかしそこへ、 良心の代表であるFBIの女性捜査官が登場。 非人道的だの、 憲法違反だのと騒ぎ立てる。 しかし爆弾がどうやらハッタリではなさそうだとわかると、 彼女も 'とうちゃん' の成果を期待するようになる。

だが犯人の意思は固く、 精神力も強い。 'とうちゃん' のスペシャリストであるHが あの手この手を使おうとも情報は引き出せない。 タイムリミットが迫る。 そこへ国外に脱出したはずの犯人の妻と子供が連れて来られる。 Hは容赦しない。 自らの身体への痛みは我慢できても、 これはどうだとばかりに、 アンシンカブルな方法論へと展開する。 目の前で我が子が 'とうちゃん' されようとするとき、 ついに父ちゃんは・・

こういう映画の場合、 ネタバレを避けるとほとんど何も書けないのでヘンテコな表現もご容赦を^ ^ 海外ではすでにDVDとなっている本作ではあるが日本公開は予定も出ていない。 未公開で終わることはないと思われるメジャー作品だが、 メジャーすれすれのヤバさと、 わかりやすさ、 そして考えさせられる要素が盛り込まれた期待作だけに、 心待ちにしている人も多いのではないだろうか。 まさか正月まで待たされるなんてことは。 。 いつになるかも含めて、 乞うご期待!

(追記2011.3.13) ヘタくそに創作された邦題となって4月公開決定。 遅っ^ ^
(追記2011.9.23) さらに延期されていて本日公開とのこと^ ^



4デイズ UNTHINKABLE (2010) 日本公開2011.9/23~ 公式サイト 象のロケット
監督 グレゴール・ジョーダン 
サミュエル・L・ジャクソン キャリー=アン・モス マイケル・シーン 

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