GWはいかがお過ごしでしょうか。 自分は近場に出かける程度なので、 気分は早くも休日明けに公開されるこの作品へ。 ボーン・シリーズのグーングラス監督による 「グリーン・ゾーン」。 イラク戦争におけるアメリカ政府高官の陰謀を暴くサスペンス・アクションで、 大量殺戮兵器がみつからないという周知の話ながら、 これを兵士の立場から描いたという点がポイントか、 あるいは事実を知り、 イラクから罵倒されながら返す言葉のないデイモンの当惑の表情が見どころか。
面白いし迫力あるし娯楽映画としては何の文句もないが、 今頃こんな映画作られたって すべては後の祭り的な空しさが漂う。 戦争を起こして、 それを映画という商売にして完了、 みたいな。 政府の陰謀を告発するような立場を取っても、 当惑顔のデーモンと同じこと。 中途半端に事実を重ねるより、 どうせなら徹底したフィクションでアクションのほうがよかったんじゃないの。
グリーン・ゾーン Green Zone (2010) 日本公開5/14 公式サイト・予告
監督 ポール・グリーングラス 象のロケット
マット・デイモン グレッグ・キニア ブレンダン・グリーソン
エイミー・ライアン ハリド・アブダラ イガル・ノール
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