ユーリズミックスの何だっけな、 昔のヒットの曲のカバーがフィーチャーされたネヴェルダインxテイラーさんの新作。 「フィフス・エレメント」 などからのパクリが多い気もするがアベレージは叩き出しているのかな。
ナノテクノロジーにより 他人の脳を直接コントロールしてしまえる技術が実現した近未来。 起業家キャッスルはこの技術で世界を制覇する。 人々は360度スクリーンの部屋にひきこもり、 セカンドライフのような "ソサエティ" で遊ぶ。 セカンドライフと違うのはキャラクターはすべて実写版であり、 他人に憑依するかのように操って楽しむという点だ。
そこへまた新しいサービスができた。 囚人をコントロールして行うリアル殺戮ゲーム "スレイヤーズ"。 ゲームをクリアすれば囚人は釈放されることになっているが、 現在クリアに迫る得点のケイブルは殺人による無期懲役。 実はそれもキャッスルの陰謀だから、 まともにやっていてはクリアできるはずがないのだ。
さまざまな裏技を使ってスレイヤーズを離脱し、 奥さんと娘を取り戻し、 キャッスルを倒そうとするケイブルと反体制組織ヒューマンズの活躍。 「ブレードランナー」 のような '街角テレビ' で始まり、 実際に渋谷などの光景も使われているようす。
「アドレナリン」 ほどぶっ飛んだところはないが、 世界観はそれなりに楽しめる。 ただ何となく新鮮味に欠け、 アクション重視でSFっぽさは最初だけ、 見せ場も実質、 ラスト近くのキャッスルの歌と踊りくらいか。 アンバー・ヴァレッタの疲れたアップに追い打ちをかけるかのような キーラ・セジウィックのこめかみにラメを散らしたアップがヘンに印象に残る。 未来はヒッキー&熟女の時代なのか。 。
GAMER ゲーマー (2009) 日本公開2010.12/3 公式サイト 象のロケット
監督 ネヴェルダイン+テイラー
ジェラルド・バトラー マイケル・C・ホール アンバー・ヴァレッタ
ローガン・ラーマン アリソン・ローマン キーラ・セジウィック
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