
ふとルー・リード
ジェームズの部屋にはルー・リードのポスターが、 クリステン・スチュワート演じるエムの部屋には "アラジン・セイン
アメリカのティーンは、 とかく親のいない隙に家に友達を大勢呼んでパーティをやるが、 飲んで暴れて、 さぞかし後片付けが大変だろうといつも思う。 そんなふうに騒げるのも今のうち、 かじれるスネはやがてなくなり、 自分で道を切り開くしかないといった心もとない気分は、 そこはかとなくフィルムに刻まれている気がした。 それ以上の共感は個人的にはないが、 とにかく最近よく見るクリステン・スチュワート、 今回はいまいちキャラ設定がハッキリせず、 可もなく不可もなく。 早くジョーン・ジェット役が見たい。 (また言ってる^ ^)
脇を固める男優陣は、 ルー・リードの知り合いを語ってのナンパを得意とするライアン・レイノルズを除いて、 元祖オタクのような風貌の野郎ばかり。 80年代というと日本ではバブル真っ盛りだったが、 アメリカでは逆に現在の日本のような空気感だったと言える。 そのへんのギャップを把握するとわかりやすいのではないだろうか。 日本で公開されるかどうかは全くの未定。
それにしてもルー・リードってアメリカではメジャーなんだな、 日本では知る人ぞ知るなのに。 ルー・リードの "ベルリン" というアルバムを持っていたが、 知り合いに貸したっきり返ってこなかった。
(追記) 邦題は 'ようこそ' がついて、 見事スルー^ ^


アドベンチャーランドへようこそ Adventureland (2009) 日本未公開
監督 グレッグ・モットーラ
ジェシー・アイゼンバーグ クリステン・スチュワート マルガリータ・レヴィエヴァ
ライアン・レイノルズ マイケル・ゼゲン マーティン・スター ビル・ヘイダー
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