3.13.2009
さあ、あなたも今日から 「イエスマン」
"たかが映画だ、 ガタガタ言うな" ・・普段は小難しいことを書いてしまっているかな。 でも自分のマインドは基本的にそういうことで、 ときどき気に入った映画に出会えればそれでいい。 そして これこそは、ひさびさにキタ━(゚∀゚)━!という感じで、 ジム・キャリーも実はけっこう好きで、 楽しみにはしていたが予感通りにいい映画だった。 こんなふうに言える映画は、 実際それほど多くはないのだ。
イエスマンと言うと上司に逆らえないサラリーマンとか、 その昔 "NOと言える日本" なんてスローガンがあったくらい、 この国はアメリカに対してイエスマンだった。 そんなイメージだったので、 何らかのブラックユーモア物かなと思っていたが、 まるで違っていた。 自己啓発セミナーによって、 他人の誘いやお願いにはイエスとしか答えることができなくなった男という設定なのだ。 面倒なことに巻き込まれるのはご免だから "上手な断り方" ができればいいと誰しもが思う。 この男もそうだった。 しかし そのNOが世間を狭くし、 自らの可能性、 あるいは機会を奪っていたのだ。 試しにYESと言ってみれば、 すべてが変わる。 そんな啓発セミナーの内容そのままに、 大まじめな提案を持った映画だ。
シンプルな提案だが、 なるほどとも思える。 ジム・キャリーはある意味で出世作 「マスク」 同様、 うだつの上がらない寂しい男から、 エネルギーあふれる、 予測不能なクールガイへと変貌する。 飛行機の操縦、 韓国語、 ギター・・ 次々と新しいことにチャレンジするようになる。 仕事は銀行員なのだが、 それまでは体よく あしらっていたのが、 誰にでも融資するように・・ このイケイケぶりがまた、 映画ならではの疾走感を満喫させてくれる。
当然ながら次々と面倒なことに巻き込まれるが、 その結果、 恋も生まれる。 それはまさに最たる面倒なもののわけだし。 。 いつものNOをYESに変えるだけで、 これほどまでに世界が変わってしまうなんて。 そんなのは映画の中だけだと捉えるか、 目が覚めた気になってしまうかは見る人しだいだが、 とりあえず自分は当面、 イエスマンで行こうと思う^ ^
ズーイー・デシャネルさんはここでも、 かぶり物バンドのヴォーカルでジョギング写真の会 主催者というフシギキャラだが、 ジム・キャリーのアドリブ演技にもよく対応できている^ ^
イエスマン "YES"は人生のパスワード Yes Man (2008) 3/20公開
監督 ペイトン・リード 原作 ダニー・ウォレス オフィシャルサイト&予告編
ジム・キャリー ズーイー・デシャネル テレンス・スタンプ
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