
素晴らしい映画! これが未公開とは。 。 たくさん映画を見るが、 ほんとにいいなと思うものは正直それほどあるわけじゃない。 これはもう久々のヒット。 ただ願わくば、 こんな二番煎じのどうでもいい邦題は付けないでほしい。 原題の "10 Items or Less" (10品以下) とはスーパーのレジ渋滞緩和策で、 10品以下の方用のレジという意味。 ジュース1本買うだけなのに並ばないで済むようにとの配慮からアメリカのスーパーなどでは当たり前になっているようだ。
レジ係の女25歳、 スペイン出身。 LA郊外の寂れたスーパーで働く彼女のもとに、 4年近く仕事をしていない俳優が新作への出演オファーを受けるかどうか決めるため、 ロケ場所であるこのスーパーの下見にやってくる。 製作はインディペンデントだし 監督は若造、 どうしようか、 などともったいを付けてやってくるのだが、 こんな設定自体がすでに物語の一部になっているわけだ。
落ち目の俳優とレジ係は少し会話を交わし、 俳優の迎えが来ないために レジ係がクルマで送って行くことに。 彼女はこのあと別の仕事の面接を控えていたが、 元夫の浮気あるいは生活の疲れからか、 どうせ私なんて、 と弱音を吐く。 俳優は彼女に、 面接に向けてのイメージづくりから心得までを演技指導する。
レジ係の女を演じるパス・ベガは、 一時期のペネロペ・クルス


素敵な人生のはじめ方 10 Items or Less (2006) 日本未公開
監督 ブラッド・シルバーリング
パス・ベガ モーガン・フリーマン
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