10.27.2013

謎 “MALA”



ぽすれんの解説によると "美しき女暗殺者の命とプライドを懸けた戦いを描いたアクション。 女を虐待した男たちをターゲットに任務を遂行する凄腕の女暗殺者・ロザリオ。 ある日逮捕された彼女は、 マリアという女から 「元夫の暗殺と引き替えに助ける」 という条件を提示され…。 " とのこと。 要人でもないのに暗殺という言い方はどうかと思うが概ねそんな話。 なぜこれを見る気になったかも忘れて、 ボーっと見ているとおかしなことに気づいた。 この暗殺ウーマン ロザリオは毎回、 違う女になって登場するのだ。 解説はポイントに触れていない?

あるときは若いブロンドの女警官、 あるときは若い新米の女獣医と、 まるでキューティハニーのように変身して、 ターゲットの男をたぶらかして仕事を遂行する。 実体のロザリオとおぼしき女はそれほど若くは見えないのに、 若い獣医がケガをし、 そのとき男が巻いた布切れが彼女の脚にある。 それは空中元素固定装置によるものか、 はたまたどういう仕組みなのかはまるで説明されないので、 キツネにつままれたように画面を追っていると、 最後にはターゲットの男の生気を吸い取ってから、 その男の妊娠中の若い奥さんに変身したもよう。

この映画はいったい何なのだろう。 この暗殺者は実はヴァンパイアか、 はたまたこの世界に紛れ込んだエイリアンという設定なのだろうか。 MALAはスペイン語で "悪" とのことだが、 IMDbにも解説はおろかレビューもなく、 検索しても有用な情報には出会えず。 そもそも、 なぜこれを見ようと思ったのか。 すべては謎に包まれたまま、 薄気味悪い後味だけが残った。



イーヴィル・キラー MALA (2013アルゼンチン・フランス)
監督 イスラエル・アドリアン・カエターノ 
フロレンシア・ラッジ リズ・ソラリ マリア・デュプラ ブレンダ・ガンディーニ
(4 actresses as Rosario)
フアナ・ビアーレ アナ・セレンターノ ラファエル・フェロ 

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