
ロメロの'73年物のリメイクだ。 お金がかかった分だけ それなりに迫力はあるが、 リメイクの意義がよくわからない。 パソコンや携帯が出てくるので話は現在に移されているのだろうが、 今こんなことやったら、 核実験じゃないのと世界中から非難囂々のはず。
副保安官がカーテンの少しの隙間からクレイジーを狙い撃ちしたり、 ヤバイという瞬間に誰かが助けるところは娯楽映画すぎ。 狂ったハンターたちの存在は効いていないし、 軍の実験というのも もはやリアリティがない。 ロメロが製作総指揮ということではあるが、 商売っ気を出してるだけという気もする。
しかし70年代には恐かった内容が37年の歳月を経て、 別に・・ という感じになってしまったのは、 逆に言えば それだけ世界がクレイジーになったということかもしれない。 ロメロという冠がなければ、 普通のB級SFホラー。 いや もうSFではないな、 ホラーでもないかもしれない。 じゃ何だろう、 パニック・アクション? 乞うご期待^ ^


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