
またしてもホラー^ ^ 先日 "疲れたときはホラー" みたいなことを書いた矢先だが、 これはその用途には向かない。 ホラーか、 ある種のファンタジーか微妙なところだが、 あの 「ヘル・レイザー
トレーラーを見てもらうとわかるが、 少女拉致事件で始まり 「ホステル
テーマは宗教的 あるいはアンチ宗教的だったりするわりに、 どこか すごく表層的な感じがしてしまう。 そのシーンがほしいがために、 いたずらに設定や展開をでっち上げているのがみえみえだ。 おい、 と半分ツっこんでみては言いくるめられるような・・。 演出も同じく。 友だちからの電話に急いで出るために、 かじりかけたパンを道に投げ捨てる・・ いくら急いでいるからといって、 これはないと思う。 監禁されて流動食を流し込まれると反抗的に吐き出す。 一日一食くらいしかもらえないならマズくても食べるだろう。 あるいはプロジェクト?を主導するのは金持ちの老人なのだが、 そんなに死後の世界を研究しなくても、 すぐに行けるだろうに。
全体的には、 フランスにもクレイジーな奴はいますよ〜 と主張するかのようなフレンチ・スプラッターをさらに極めるかのような作品だが、 どうも好きになれない。 鼻持ちならないご都合主義というか。 。 とまあケチばっかりつけたが、 確実に公開されると思われるレベルの作品ではあるので、 エグイもの好きの貴兄は乞うご期待! タイトルは 「殉教者」 の意味。 (追記) 8月末に公開が決まったもよう。


マーターズ MARTYRS (2008フランス・カナダ) 日本公開 8/29 公式サイト
監督 パスカル・ロジェ interview
マルジャーナ・アラウィ ミレーヌ・ジャンパノイ カトリーヌ・ベジン
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