でにーろ､ぱちーの ｢ボーダー｣

デ･ニーロとパチーノという二大スターの共演！ これは凄いんじゃないか､ と思ったのも束の間､ 始まってしばらくすると､ なんとなく？？？なムードが漂う｡ ややネタバレながら､ ざっくりストーリーをご説明しますと､ 悪い野郎をがんばって逮捕しても､ 無罪や微罪になってしまう司法制度に嫌気がさした刑事は､ 我こそが正義なりの "必殺仕置人" になってしまう｡ 相棒はこれを黙認するのか､ はたまた･･

こういうストーリーながら､ 司法制度への批判や社会派色は薄く､ 仕置人の正体､ あるいは､ いかにこの '正義の行為' をカモフラージュするかに力点が注がれ､ どんでん返しが置かれているが､ それもほとんど見えてしまっている｡ まだ公開日すら決まらないのに､ こんなことを言うのも忍びないが､ やや残念な映画かな｡ ｡ 二大スター共演で､ まさかDVDスルーということはないだろうが､ どういう経緯でお二人はこんな仕事を受けたのか不思議になる作品ではある｡

IMDbのレビューで誰かが書いていた｡ "このアル･パチーノはブライアン･フェリーに見える" ･･　ウケた＾ ＾

(追記) いつの間にか､ イミフな邦題が付いて公開されていた･･



ボーダー RIGHTEOUS KILL (2008) 日本公開4/24〜 公式サイト　象のロケット　
監督 ジョン･アヴネット　
ロバート･デ･ニーロ　アル･パチーノ　カーラ･グギーノ　50 Cent　

[DVD] powered by G-Tools