ザ・ショック (1976 イタリア) 日本公開1979
THE SHOCK Beyond the Door II/SCHOCK
監督 マリオ・バーヴァ *遺作
脚本 ランベルト・バーヴァ
ダリア・ニコロディ ジョン・シュタイナー デイビッド・コリン・Jr
この頃のホラー映画って大げさな宣伝も含めノリノリだったんですよね。 "けっして一人では見ないでください" の 「サスペリア」 と並んでこの映画は印象深く覚えている。 知り合いの映画監督の 「呪怨など最近の和ホラーの元はコレ」 みたいな紹介で思い出して、 やっと入手!
監督のマリオ・バーヴァは知る人ぞ知る巨匠だが、 これが遺作。 脚本を担当するのは息子のランベルト・バーヴァで、 彼を育てようと演出もかなり任せていたとのエピソードあり。 その後ランベルトはアルジェント製作の 「デモンズ」 で脚本・監督に抜擢されるが、 これがまた恐かったのでけっして七光りというわけではないようだ。 音楽のイ・リブラって無名だけどプログレサウンドが懐かしい。 このへんはサスペリアの影響か?
「エクソシスト」 のように思想を絡めずに純粋恐怖みたいなものを追求するあたりは、 やはり '元' なのかな。 しかしながら怨み節のストーリー、 あるいは ドロドロ〜という太鼓系の効果音も、 ルーツはむしろ日本の怪談ではないかと。 一周回って地球は狭いな、 という感じ^ ^
恐怖とは非常にプリミティブな感情なわけだが、 それをいかにモダンに仕上げるかがホラー映画の神髄という点で、 本作とドン・コスカレリの 「ファンタズム」 はB級という形容に納まらない異臭を放っているように思う。 いずれにせよ、 懐かしかった。
「エクソシスト」 のように思想を絡めずに純粋恐怖みたいなものを追求するあたりは、 やはり '元' なのかな。 しかしながら怨み節のストーリー、 あるいは ドロドロ〜という太鼓系の効果音も、 ルーツはむしろ日本の怪談ではないかと。 一周回って地球は狭いな、 という感じ^ ^
恐怖とは非常にプリミティブな感情なわけだが、 それをいかにモダンに仕上げるかがホラー映画の神髄という点で、 本作とドン・コスカレリの 「ファンタズム」 はB級という形容に納まらない異臭を放っているように思う。 いずれにせよ、 懐かしかった。
ザ・ショック
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