
物語は70年代に起きた実話だそうで、 ちょっと懐かしい感じのオカルト映画。 ジェームズ・ワンはそういう方向へ行っちゃうのだろうか。 しかし古い写真をみつけたようなコワさと、 前半はやや地味ながら後半はなかなかの迫力で、 それなりに満足感のある作品だ。
ある家族がヤバい家を買っちゃう。 引っ越しの日、 犬が家に入ろうとしない。 家じゅうの時計が3時7分で止まる。 夜中に物音、 イヤな臭い。 隠し部屋がみつかる。 不気味なオルゴール・・ とアイテムはきわめてクラシック。
片や、 超常現象研究家と霊能者のカップル。 二人は大学で講義したり、 過酷なミッションをいくつも経験してきた。 infestation, oppression, possessionと悪魔憑きは3段階で進行するという。 二人にも娘がいる。 必死の思いで相談を持ちかける例の家の母、 応える二人。
まずは科学的な調査から始めるが、 霊能者の妻にはすでに見えてしまっている。 調査の結果、 呪いは魔女狩りの時代までさかのぼり、 多数の霊がいるが、 それだけでなく、 大ボスである悪魔をこの土地から払う必要があるという。 証拠を集めて教会に申請するもバチカンの許可が必要と言われる。 その間にも憑依は進行、 さらには二人の娘にまで危険が及ぶ。 変わり果てたXXを前に、 もう一刻の猶予もない。 さあ、 どうする?・・
エントリータイトルはややネタバレだが、 まあこれ以上は触れず。 クラシックななかにも新鮮味のある展開と言えるだろう。 曲はゾンビーズ“Time of the Season”などやや60年代寄りのものが少し流れる程度だが、 音の効果もクラシカルで重々しい感じ。 ハロウィンに向けて乞うご期待!




死霊館 THE CONJURING (2013) 日本公開10/11 公式サイト・予告
監督 ジェームズ・ワン 象のロケット
ヴェラ・ファーミガ パトリック・ウィルソン ロン・リヴィングストン
リリ・テイラー
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