4.14.2012
生きて春を・・ 「一命」
遅れ書きとなってDVDで見たが、 あえて3Dで見てみたかった気もする。 時代劇を3D、 三池崇史と坂本龍一・・ さまざまな "え?" が詰まってて、 さすがだなと思う^ ^ 詳しくは知らなかったが、 市川海老蔵は凄いね。 ロバート・ダウニー・Jrに似てる気がしなくもないが、 まあそういうことではなくて^ ^ 表情から立ち回りまで、 こんな人がいたんだ。 よく引っ張ってきたなと。 ベタな言い方をすると、 三船敏郎、 仲代達矢にも匹敵する存在感。
そしてあたらためて原作がいいなと思う。 時代劇は詳しくないのだが、 こんな武士道へのアンチテーゼがあったのか。 とにかくノリに乗ってる三池監督、 次の 「愛と誠」 はそこそこ詳しいはずだが、 本当にさまざまな企画が彼の回りに集まってきて、 苦手な時代劇も身近にしてくれる。 「切腹」 (1962) も機会があれば見てみたいと思う。
いい、 いいと書くだけになってしまうが、 しいて言うなら最後の乱闘シーンが微妙につまらなかった。 中途半端なアガキがよくなったかな。 竹の刀で何十人も相手にするなら、 大見得切って飛び込んでいって、 すぐさま竹光ごとバッサリ斬られるとか。 アガキ続けるなら、 相手の剣を奪ってけっきょく全員斬ってしまうとか。 そうすると笑いの方に行ってしまうかもしれないが、 そこは監督の力でグッとシリアスに引き寄せてもらうとして。
"ただ生きて 春を待ってただけ" ・・ か。 。 (そして3Dの雪)
一命 HARA-KIRI: Death of a Samurai (2011日本) 公式サイト 象のロケット
監督 三池崇史 音楽 坂本龍一 原作 滝口康彦
市川海老蔵 瑛太 満島ひかり 青木崇高 新井浩文 波岡一喜
中村梅雀 竹中直人 役所広司
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