公開されてからしばらく経つので '遅れ書き' になってしまうが、 いちおうエントリー。 宣伝が誤解させてると思うのだが、 マット・デイモンが出てるからと言ってスパイアクションではない^ ^ 原作はフィリップ・K・ディックの短編だそうで、 恐らくは神であろう 'チェアマン' の指示に従って運命を調整している天使のような人たち、 それを "運命調整局" と呼びスパイ的なスパイスをふりかけて描いた作品と言える。
SFとも言えないし、 しいて言えばラブストーリーか。 映像化に際してはエミリー・ブラントなどのキャスティングは運命の人を感じさせるし (ダンスシーンは微妙だったが) 'どこでもドア' 感覚で風景が変わるところなどは楽しい。 ただド派手なアクションやハリウッドメジャーらしい大仕掛けを期待した人は肩すかしを食らったかもしれない。
ようするに神も忙しいので、 運命は自分で描けよ。 戦争のシナリオばかり書くのでなかったら、 もう任せるから、 みたいな^ ^ 脚本家が監督に躍進しての意欲作でもあり、 じゅうぶんに楽しめる作品ではないかと。 見逃した方もDVDで乞うご期待。
アジャストメント THE ADJUSTMENT BUREAU (2011) 5/27~ 公式サイト・予告
脚本・監督 ジョージ・ノルフィ 象のロケット
原作 フィリップ・K・ディック
マット・デイモン エミリー・ブラント アンソニー・マッキー
ジョン・スラッテリー テレンス・スタンプ
デジタル・コピー付 [Blu-ray] powered by G-Tools |
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