1.03.2011

初めて見る朝日 「トロン : レガシー」



遅ればせながら見た。 ダフト・パンクが DJしてたね^ ^ バイクのゲームなんかも懐かしい。1982年の 「トロン」 は印象的な作品だが、 どちらかと言えばキワモノだった。 あまり意識しないがディズニー版のサイバーパンクでもあったわけだ。 続編モノのリソースとしては いいものが残されていたものだが、 30年近く経ってみればキワモノがすっかり王道になっていて、 時代の流れとは不思議なものだなと改めて思う。 今回のウェアは太いラインが暗闇に浮き出てキレイだが 「仮面ライダーファイズ」 のようでもある。 白いラインはデルタか。

正直、 期待したほどではなかったが、 オリヴィア・ワイルド扮するクオラはちょっとよかったね。 ネタバレするけど、 デジタル世界で生まれた奇跡を現実世界に連れ出してしまうというのは、 続編でもできそうなドラマチックさだ。 朝日を見たことのないクオラにフリンの息子が説明する。 "それは暖かく まぶしくて 美しい"・・ 彼女は二人乗りのバイクから生まれて初めての朝日を見る。

そしてジェフ・ブリッジス。 前作もこれジェフ・ブリッジスだったんだな、 ほとんど覚えてないけど。 。 30年後の二役でクルーのときはデジタル整形したような若さが不思議な雰囲気。 グリッドを作った彼だが、 電脳世界は もはやグリッドという気がしない。 今のサイバーワールドは、 リッチコンテンツが山積みされた宅配便のベルトコンベアみたいではないか。 すでにレトロフューチャーとなったサイファイ作品を象徴するかのように、 子供の頃のサムの部屋には初代マッキントッシュが置かれている。

もしトロンが新シリーズとして製作されるなら、 もちろんタイトルは変えなくてはいけないが、 ギーク版の 「20世紀少年」 のようになれば面白いのではないかと。 懐かしいコンピュータなんかが次々出てきた日には、 ATARIファンのマシューもきっと見に行くことだろう^ ^



トロン : レガシー TRON : Legacy (2010) 12/17~ 公式サイト ↑ こちらファイズ^ ^
監督 ジョセフ・コシンスキー 音楽 ダフト・パンク  象のロケット 
ギャレット・ヘドランド ジェフ・ブリッジス オリヴィア・ワイルド 
ボー・ガレット マイケル・シーン ブルース・ボックスライトナー 

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