1.28.2009
I wanna be your toy? 「20世紀少年 第1章」
懐かしいものがいっぱい出てきてゾクッとさせられるのだけど、 結局、 話が収集できなくてエヴァンゲリオンな展開になりそうな予感もする。 ある時期から映画製作に手を出したテレビ局だが、 なぜテレビシリーズ化しないで劇場映画にするのだろう。 そのほうが収益性が高いのか。 長めの1章x3本としても7〜8時間だから、 テレビ番組にすれば1クールでも もっとゆとりがあり、2〜3クールのシリーズにすれば、 内容は劇場映画よりまとめやすく、 パッケージとしてはむしろ適切なのではないかと思うのだが。
「マトリックス」 あたりから始まった劇場映画の "to be continued..." は、 一話完結を基本とする映画の長さを無化してしまうように思える。 製作側のもくろみが当たれば、 より多くの収益を引っぱってこれるのだろうが、 中には3話完結した時点でDVDで一気に見ればいいや、 と思う人も出てくるだろう。 自分も、 この第1章公開時は子供にせがまれていたが、 こうした商法がまどろっこしくてパス。 内容については少なからず期待もしていたが、 DVDで見て、 もうすぐ公開の第2章がDVD化された時点でそれを見て、 フィナーレは子連れで劇場へ出かけてもいいか。 そんな感じ。 毎回はちょっと・・
赤字転落が取りざたされるテレビ局各社だが、 それは こうしたサイドビジネスが災いしてるのか、 あるいは本業の問題か、 詳しくは知らないが、 この手のお祭り映画には、 すでにルーティン化、 コモディティ化したものを感じて乗れなくなっているのも事実。 どうせなら小出しにせずに、 すべて完成させてもらって、 休憩をはさんだ一挙6時間上映とか、 無謀なことをして楽しませてほしいものだ。 キャスティングもこんなに豪華である必要もないかもしれない。 すると製作費はもっと圧縮できる、 あるいは別の使い道もあるという気がする。 T.REX に免じて、 ボヤキもこれくらいにしとくか。 。
ボヤキといえばボヤッキー^ ^; 「ヤッターマン」 にはちょっと乗ってみたい気も・・
20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり (2008日本) 公式サイト
監督 堤幸彦 原作 浦沢直樹 (コミック)
唐沢寿明 豊川悦司 常盤貴子 香川照之 石塚英彦
宇梶剛士 宮迫博之 佐々木蔵之介 他多数
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