
見逃した大物がDVDになる季節か、 本日はコレ。 何本かあると、 まずエグそうなのに手が伸びる自分だが、 その期待に十二分に応えてくれた^ ^ 北野作品のなかでは 「ソナチネ
本作は海外でコケたと聞いていたが、 納得。 カンヌでもヴェネチアでもやはりアート系が期待されていたのだろう。 そこへ、 ベタベタのやくざ映画を持って行ったのだから^ ^ そんなに何度も賞を取っても 'しょう' がない・・(´・ω・`) なら好きにやろう、 という気概?が感じられる。 画面は比較的普通で、 その代わりシナリオをしっかり練った。
映画の銃声はいつの頃からか、 バキューンからガツンという響きに変わった。 たけしの映画もその最たるものだ。 せっかくDVDだしと止めてコマ送りで見てみると、 暗闇での閃光はほんの一瞬、 銃口が光る同時に薬莢が飛び出している。 (上photo オールバックの男の顔の前にその軌跡) そのあと煙・・ 今回は銃以外にも、 さまざまな殺しの方のオンパレード。 わざわざ そんな殺し方をしなくても・・ と思わしめるまでに凝っている。 クルマから飛び出したのは撮影では人形のはずだが、 微妙に動いていたりする。 そんな部分に感銘を受けて本日のスチールは、 印象的な殺しのシーンばかりをスクリーンショットで並べてみた^ ^
ストーリーについてはあまり触れるわけにはいかないので、 キャラについて。 みんなそれぞれに いいヤクザっぷりだが、 椎名桔平、 加瀬亮がいい。 椎名は終始リラックスした態度の、 ある種 昔気質なヤクザで、 ニヤついた目の奥に破滅的な何かを秘めている。 加瀬は英語を話し、 ギャンブルや金融に強い起業家ヤクザ? 治外法権ということで大使館をカモにするのだが、 こんなことあり得るのだろうか。 。 エントリータイトルはその加瀬のセリフ。 "てめえ ヤクザと取引きしてんだろ?" 契約しないからとNHKから訴えられた人の心境か。 。 今は調子のいいジジイにしか見えない本家会長も何らかの手腕で のし上がって来たのだろうし、 若頭の三浦友和は意外な武器を使う。 昨日の兄弟は今日の敵、 明日の親子でさえも・・ 痛々しいシーンの数々はエグすぎて笑うしかない。
たけしの衣装は 「BROTHER




アウトレイジ (2010日本) 公式サイト 象のロケット
脚本・監督・編集 北野武 音楽 鈴木慶一
ビートたけし 椎名桔平 三浦友和 加瀬亮 柄本時生 塚本高史 しいなえいひ
中野英雄 杉本哲太 石橋蓮司 國村隼 小日向文世 北村総一朗
スペシャルエディション (DVD+ブルーレイ+特典DVD) powered by G-Tools |
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