4.13.2010
予知オヤジ.. 「曲がれ!スプーン」
昨日に続いて、 くすぶったことしか書けないだろう。 オリジナルはよく知らないが演劇とのこと。 それを引っぱってきての、 またしても '移植' 映画。 映画っていうのは入れ物か何かって感覚なんだろうな。 パッケージングし直せば新たな商品になる、 みたいな。
昨日ほどビジネス臭さはなく、 ある程度 原作の素晴らしさに感動しての映画化かもしれないが、 それでもハリウッドリメイクなみに傲慢な態度という気はする。 オープニングに "A KATSUYUKI MOTOHIRO PICTURE" というクレジットが入るが 'FILM' でなく 'PICTURE' としているところに、 そういうニュアンスも含む一抹の照れみたいなものを感じる。
スプーン曲げって70年だよな。 監督の年代ならわかるが、 不思議なのは原作・脚本の上田誠が79年生まれということなので、リアルタイムではないわけだ。 いかなる経緯でこのあたりのネタに興味を持ったのだろう。 まさか神のお告げ? 超能力の種類で電気を操る "エレキネシス" というのは知らなかった。 'テレキネシス' と聞き間違えて、 'サイコキネシス' がいるのにテレキネシス?とか思ってしまった。
そして東宝シンデレラ 長澤まさみ・・ 東宝シンデレラと聞くと沢口靖子を連想してしまい、 ミスマガジンと言えば南野陽子になってしまうオジサンに 彼女はひときわ印象薄く、 それでもUFOやスプーン曲げ、 サンタクロースを信じる少女のまま大人になった番組制作ADという役柄は適役のような、 そうでもないような。 懐かしい詩人が登場したり、 聞き覚えのある歌声が聞こえたりして、 この世代を狙っていたのか、 そうでもないのか。 ファンタジックな終わり方すぎて逆に醒めてしまった。 あ、 パフェおやじも出てたね。
街並みに、 普通ながら微妙な良さを感じて調べたら、 ロケ地 香川県とのこと。 ああ何だ、 監督の出身地なのか。 ところでこの作品って、 フジ関連の中では比較的コケてる? でも予算はかかってなさそうだからリターンは逆に大きかったりして。 。
スプーン曲げと言われても腕力で曲げた方が早いとしか思わなかったタチなので結局 醒めた見方しかできなかったが、 でも俺、 UFOは見たことあるんだぜ^ ^
曲がれ!スプーン (2009日本) 公式サイト 象のロケット
監督 本広克之 原作・脚本 上田誠 (ヨーロッパ企画)
長澤まさみ 三宅弘城 諏訪雅 中川晴樹 辻修 川島潤哉
岩井秀人 志賀廣太郎 寺島進 三代目魚武濱田成夫
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